ドライヤー中に髪が抜けるのが気になる時の原因と対策

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ドライヤー

入浴後にドライヤーで髪を乾かしている時、抜け毛が何本も洗面台に落ちて気になった経験はないでしょうか。

今回はドライヤー中に発生する抜け毛の原因や対策方法、そして正常な抜け毛と異常な抜け毛の見分け方についてお伝えします。

髪が抜けること自体は異常ではない

結論から言うと、髪が抜けること自体は異常なことではありません。

人間の髪の毛は、健康な人でも一日平均100本程度が自然に抜け落ちています。その抜け毛の多くは、2〜3年伸び続けた後に寿命を迎えた髪の毛です。

人間の頭皮には毛包と呼ばれる部分があり、この毛包は髪の毛が抜けても一緒に抜けることはありません。この毛包が生きている限り、髪の毛が抜けてもまた新しい毛が生えてくるのです。

最も抜け毛が多く発生するのは入浴時

一日に100本程度発生する抜け毛ですが、その7割程度が入浴時に抜けているそうです。シャンプーで髪を洗った時やシャワーで洗い流した時に、髪の毛や頭皮への刺激によって抜け毛が多く発生するのです。

ドライヤーを使用したときに目立つ抜け毛は、その多くがシャンプーの時やシャワー時に既に抜けている髪の毛。

元々抜ける予定であった髪の毛が抜けていることには変わりないので、心配はいりません。

ドライヤーをやめるのは頭皮環境が悪化する原因になり逆効果

抜け毛は、頭を洗う、くしで髪を整えるなどの頭皮への刺激によって発生します。では、刺激を与えないようにドライヤーをやめたら抜け毛は減るのでしょうか。結論から言うと、ドライヤーをやめると頭皮環境が悪化し、逆効果になってしまう場合があります。

ドライヤーをやめて自然乾燥にすると、髪はすぐに乾いたように思えても頭皮はなかなか乾燥しないので、長時間湿ったままになります。

そのまま放置しておくと、頭が湿気で冷えて血行が悪くなり、髪の毛に栄養を運んでいる毛細血管の働きに影響を及ぼす可能性があるのです。

湿った状態は髪にも良くありません。髪の毛が濡れていると髪の毛の表面を守っているキューティクルという部分が水分によって開くので、傷つきやすい状態になってしまいます。

キューティクルが傷つくと、髪の毛の手触りが悪くなったり、ツヤがなくなったりしてしまいます。

抜け毛が気になるからという理由でドライヤーを使わないと、髪の毛が傷んでくるのはもちろん、頭皮環境が悪化して逆に抜け毛の増加にもつながりかねないのです。

大切なのは、頭皮の環境を良好に保つこと

抜け毛が発生すること自体は、生きている限り自然な現象なのであまり深く心配することはありません。

大切なのは、頭皮の環境を良好に保ち、髪の毛が健全に発生する周期「ヘアサイクル」を適切に保つことです。

抜け毛が気になる場合は、頭皮を健やかな状態に保つために丁寧にシャンプーとドライヤーを行うのがおすすめです。

まず入浴の前にブラッシングをして、髪のもつれや絡まりをほどいておきます。シャンプーやシャワーの時にはガシガシと力強くこすらないで、指の腹でマッサージするように丁寧にシャンプーをして、優しくすすぐようにしましょう。

そして、ドライヤー前にタオルでゴシゴシとこするのも頭皮やキューティクルが傷つく原因になるので良くありません。頭をタオルで包むようにして優しく水分を取り、ドライヤーの時もなるべく乾きにくい髪の根本から風を当てるようにするとダメージを少なくできます。

抜け毛の量や細く柔らかい毛が増えている場合は要注意

自然に抜ける髪の毛の多くは、寿命を迎えた髪の毛であることが多いので心配はいりません。

ただし、抜け毛の本数が明らかに増えている場合や、通常なら抜けることのない生えたての細く柔らかい毛が多く抜けているような場合は、何らかの理由でヘアサイクルが乱れている可能性があるので注意が必要です。

このような抜け毛がみられる場合、脱毛症による影響を受けている可能性があります。

抜け毛の中の3割以上が柔らかい毛や短い毛であることが多い場合や、明らかに以前よりも抜け毛の量が増えてきた場合は、専門の医療機関を受診するのがおすすめです。

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