薄毛対策を始める時期は?

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[記事公開日]2018/05/10
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薄毛対策を始める時期は?

医師の画像

薄毛は病院で治療・対策できる時代になりました、などというCMを目にすることがあります。では、いつ頃から治療を始めれば薄毛は治るのでしょうか?前頭部や頭頂部が薄くなってきたと自覚したら、すぐにでも治療を受ければ良いのでしょうか?完全にハゲてから治療を始めても治るのでしょうか?そもそも、どんな治療を受けることになるの?ここでは、薄毛対策のタイミングを中心に詳しく解説しています。

薄毛対策はいつから始めるべき?

薄毛対策は、早ければ早いほど効果的です。よって対策を考えている人は、今日から、今すぐに始めるべきでしょう。すでに手遅れだと自己判断せず、まずはクリニックに相談に行ってみてください。

【今すぐに始めるべき】

薄毛対策は、今日から、今すぐに始めるべきです。生え際が気になり始めた段階の人、広範囲に薄毛が進行してしまっている人、すでに側頭部と後頭部のみに毛を残して薄毛の進行が止まった人。いずれのタイプの人でも、対策をお考えならば、今すぐに始めてください。

また、まだ薄毛が始まっていない人であったとしても、家系的にAGAを発症する恐れのあるならば、薄毛が発症しないうちに対策を始めるようにしましょう。専門のクリニックで遺伝子検査を受ければ、将来的に薄毛になる可能性を知ることができます。

【薄毛がかなり目立っている人も相談を】

たとえ薄毛がかなり目立っている段階の人であっても、毛穴の内部に毛髪を作り出す細胞組織が残っていれば、薬や施術によって症状を改善させることができます。最悪の場合でも、現状維持をすることは可能です。

薄くなった髪、細く弱くなった髪を、昔のような生き生きとした髪によみがえらせること自体、イメージをすることができないかも知れませんが、医学的にはさほど難しい理屈ではありません。ただし改善の程度には個人差があるので、まずはクリニックで正確に症状をチェックしてもらうことが大切です。

【薄毛の進行が止まるほどハゲた人も相談を】

AGAが進行し尽くして、すでに側頭部や後頭部に髪を残した状態で安定してしまった人でも、対策を打つことで髪が再生する可能性はあります。

ただし、状況的には髪を作る細胞組織自体がかなり減っている可能性があるため、普通のAGA患者とは異なる治療が必要となるかも知れません。

もう治らないと諦めるのではなく、治したい気持ちがあるならば、専門のクリニックを受診してみましょう。治らない状態ならば、治らないと明確に説明してくれます。諦めるタイミングは、医学的に判断してもらうようにしましょう。

薄毛対策にはどんな方法がある?

薄毛対策の方法は、大きく分けて2種類。日常生活における対策と、クリニックにおける対策です。クリニックで相談をすれば、適切な日常対策を指導してもらうことができます。

【日常における対策】

AGAの直接的な原因は、男性ホルモンのDHTという物質。クリニックで治療を受ける際には、このDHTに絡めた治療法を行なうことが一般的です。

ただし、いかにDHTを抑え込もうとも、薄毛の進行を助長するような日常生活を送っていては、改善スピードが遅くなったり、場合によっては改善しなかったりします。治療と並行して、以下のような日常対策をとるようにしましょう。

十分かつ良質の睡眠をとる

髪の健全な成長のためには、体内で分泌される「成長ホルモン」の働きが重要な役割を果たします。「成長ホルモン」は睡眠中に多く分泌される物質で、なおかつ深夜の22:00~2:00の時間帯により多く分泌される、と言われています。

夜更かしをせず、毎日、十分かつ良質な睡眠をとるようにしましょう。

栄養バランスのとれた食事を心掛ける

髪も体の一部である以上、その成長には様々な栄養素を必要とします。偏った食生活を排除し、栄養バランスのとれた食事を心掛けてください。

特にタンパク質、亜鉛、ビタミン類(ビタミンB群)を含む食材を、意識的に多く摂るようにしましょう。脂質や糖分の多いメニューは、なるべく避けてください。

適度に運動をする

髪の成長に良い食生活を送ったとしても、その栄養素を毛髪組織の細胞まで届けることができなければ、髪は思うように成長できません。栄養素を届ける役割を持つのが、血液です。

血行不良は薄毛対策における大敵。血行を促すために、適度な運動を習慣化するようにしましょう。激しい運動は要りません。血行改善のためには、むしろウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。

ストレスを解消する

ストレスを抱えると、人は交感神経という自律神経が活発になり、全身の筋肉が硬直したり血管が収縮したりします。結果として血行不良が生じ、薄毛の進行を妨げることになります。

スポーツをする、仮眠をとるなど、自分なりのストレス解消法を見つけ、実践していきましょう。

禁煙する

喫煙することで、一時的に全身の毛細血管が収縮します。毛髪を作り出す細胞周辺にも、無数の毛細血管が存在している以上、喫煙は薄毛を悪化させる要因にもなります。

自力で禁煙できれば理想なのですが、自力では難しい方は、医療機関の禁煙外来を利用してください。通常は保険が適用されるので、タバコ代よりも安く治療ができます。

過度のアルコール摂取を控える

適度なアルコール(日本酒なら1合程度)であれば、むしろ血行改善を促す作用があるため、薄毛対策には良いとされています。しかしながら、過度の飲酒は逆に薄毛の進行を助長します。アルコールの代謝を行なう際、髪の成長に必要なビタミン類などを消費してしまうからです。また、アルコールはAGAの原因物質であるDHTを増産させる作用がある、との報告もあります。

お酒を飲む際には、ほどほどを心がけるようにしましょう。

【クリニックにおける対策】

薄毛治療のクリニックでは、内服薬や外用薬の処方を中心に、症状によっては頭皮に直接施術を行なうなどして薄毛対策を行なっています。クリニックで行なっている主な薄毛対策は以下の通りです。

内服薬

「プロペシア」や「ザガーロ」など、臨床試験において薄毛改善効果が確認された内服薬を処方します。効果の程度、効果が現れるまでの期間には個人差がありますが、長期的な服用によって患者の90%以上の頭髪に、何らかの変化が生じます。

外用薬

ミノキシジルという成分を配合した外用薬(塗り薬)を処方します。具体的には「リアップ」(大正製薬)の処方です。長期的な使用により、ほとんどのAGA患者の頭髪において何らかの変化が生じます。

オリジナル処方薬

フィナステリドやミノキシジルといった有効成分をベースに、クリニックが独自で各種成分を調合して内服薬・外用薬などを処方します。患者の体質に合わせ、オーダーメイドで薬を処方しているクリニックもあります。

自毛植毛

側頭部や後頭部などに残っている毛髪組織を、生きたまま毛根ごと採取し、薄毛が気になる部分に移植する方法。外科手術の一つになります。移植された毛がその場所で「生着」した場合、その毛は半永久的に成長活動を続けると言われています。

AGAによる薄毛は早めの対策が必要

繰り返しますが、AGAは進行性の症状です。放置すればするほど症状は悪化していきます。症状の進行状態によっては、薬の使用だけでは治らなくなることもあります。

【薄毛は進行性の症状】

一度薄毛が発症すると、早いスピードで症状が進行します。前頭部に薄毛が始まり、その後わずか3年程度で、広範囲に頭皮があらわになる人もいます。症状が進行すればするほど治療が困難になるのがAGAの特徴。薄毛を改善したい気持ちがあるのであれば、できるだけ早く対策を打つことが重要です。

【治療が手遅れになることも】

たとえ髪の毛がなくなったとしても、毛穴の中に毛髪を作り出す細胞が残っていれば、毛髪は高い確率で再生します。

ただし、薄毛を長期間放置していると、やがてこれらの細胞は消滅。細胞が消滅してしまっては、たとえ薬を飲んでも育毛剤を使っても、毛が生れてくることはありません。

【最終手段は自毛植毛】

毛髪細胞が消滅してしまってから薄毛を改善させたいならば、最終手段として自毛植毛という方法が残されています。自毛植毛を受ければ毛はほぼ確実に毛髪が再生しますが、一方で費用が莫大になることも承知しておきましょう。自毛植毛が必要なほど薄毛を進行させないうちに、何らかの対策を打つことが大切です。

AGAによる薄毛の場合はクリニックの受診を

クリニック以外にも、育毛剤や育毛サロンなどの別の薄毛対策があります。しかしながら、本格的に薄毛を改善させたいと考えるならば、クリニックで医学的な治療を受けることをおすすめします。

【クリニック以外での対策もある】

薄毛が気になっている人の多くは、育毛剤や育毛シャンプーを使用しています。あるいは、中には育毛サロンに通っている人もいることでしょう。

これらの対策は、もちろん決して無駄ではありません。日常生活の対策の一環として、ぜひ育毛剤等は使用していきましょう。

しかしながら、育毛剤・育毛シャンプー・育毛サロン等は、AGAの進行を緩やかにさせる効果は期待できるものの、AGAを改善させる(髪を再生させる)ことはできません。過度な期待を寄せないようにしましょう。

【クリニックで対策をすることが望ましい】

AGAの原因は、すでに医学的に判明しています。また、それに対する治療法も概ね確立しています。治療効果に個人差はあるものの、治療を受けたほぼすべての人に何らかの改善が見られていることも事実。

AGAを改善させたいのであれば、髪が再生するかしないか分からない不明瞭な対策にお金を費やすのではなく、AGAを治すことができる専門クリニックを受診することをおすすめします。

まとめ

世の中には、実に多くの薄毛対策商品が存在します。薄毛が気になり出した段階で、多くの人は、それらの商品を様々な観点から比較検討することでしょう。あれを試し、これを試し…、と商品ジプシーの状態に陥っている人もいるかも知れません。そして、その間にも、薄毛は着々と進行していきます。

AGAは病院で治ります。大切なお金と時間を商品の試行錯誤に費やすのではなく、あっさりと専門クリニックに相談してみれば、それですべてが解決します。

ほとんどのクリニックで、AGAの相談は無料。まずはクリニックで無料相談を受けてみてください。治療費の問題も含め、様々なことを悩むのは相談してみてからの話です。

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