プールと抜け毛の気になる関係と対策を解説

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プール

プールで泳いだ後は、なんだか抜け毛が多い…と感じる人もいるかもしれません。プールには、抜け毛の原因となる可能性がある原因がいくつかあるようです。ここでは、それらの原因と対策法についてご紹介します。

原因1. 水道水の10倍になる場合も!プールに大量に入っている塩素の影響

プール後に抜け毛が多くなりやすくなる原因としてまず考えられているのが、「プールに入っている塩素の影響」です。プールは多くの人が利用する場所なので、感染症予防などのために、しっかりとした塩素消毒・殺菌が求められます。

たとえば水道水の塩素濃度は0.1mg/L~0.4mg/Lの範囲内ですが、プールの場合は0.4mg/L~1.0mg/Lとなっています。塩素濃度0.1mg/Lの水道水と1.0mg/Lのプールの水を比較すると、10倍もの塩素濃度の差があるということになりますね。

塩素濃度が濃ければ濃いほど「髪をきしませる」「頭皮の皮脂を除去して乾燥しやすくしてしまう」などのリスクが高まります。そのため、水道水よりも塩素濃度が濃いプールの水は、髪や頭皮にとってリスクが高いと言えるわけです。

原因2. 冷たい水による冷えから起こる血行不良

「暑い日だからこそ、プールの冷たい水は気持ちいい」と喜ばれますが、この「冷たい水」も、抜け毛を誘発する原因のひとつと考えられます。

なぜなら、長時間冷たい水の中で泳いでいると、当然のことながら体全体も冷えてくるからです。そして体が冷えれば冷えるほど血行が悪くなり、頭皮の血行不良のリスクにつながる可能性があります。というのも、血液は酸素や栄養を運ぶ役割を担っているため、冷たい水による冷えで血行不良になると、頭皮や毛根が酸素不足・栄養不足状態になると考えられているからです。

その日のプールによる冷えがただちに抜け毛につながるというよりは、冷えの積み重ねが、抜け毛が起こりやすく髪が育ちにくい頭皮と毛根を作り出してしまうといったイメージですね。

原因3. 屋内のプールであっても注意!紫外線の影響

屋外にあるプールはもちろん、屋内のプールであっても、ガラス越しに日光が降りそそぐようなプールの場合、紫外線による影響は無視できません。

プール遊びの際に、顔や体には日焼け止めをつけることはあっても、髪と頭皮は紫外線に対して無防備な人がほとんどです。「外出する時は紫外線を防ぐために帽子をかぶっている」という人でさえ、プール時は何もかぶっていないというケースが多いでしょう。

そうして無防備に長時間日光にさらされた髪と頭皮は、紫外線によるダメージをまともに受けてしまいます。強い紫外線を浴びると、髪のキューティクルが傷んでしまうだけでなく、頭皮のハリやうるおいを保つためのコラーゲンやエラスチンなども大きなダメージを受けるため、頭皮がハリを失い、乾燥しやすくなるといわれています。

さらに、頭皮がヒリヒリするほどの日焼けになってしまった場合、やけどと大差ないレベルのひどいダメージを受けてしまう可能性があります。

プール後の抜け毛を最小限に抑えるための対策

ここまでプール後に抜け毛が増えるおもな原因を3つ挙げてきましたが、どのように対策すれば、プール後の抜け毛を最小限に抑えられるのでしょうか。

まずひとつは、プール後のシャワーはサッと済ませるのではなく、プールの水の濃い塩素を流すために、しっかり髪と頭皮を洗うこと。できれば温水シャワーで、髪と頭皮にダメージを与えにくいシャンプーとトリートメントを使って洗いましょう。髪が濡れたままだとキューティクルが開いてダメージヘアになりやすいので、早めにタオルとドライヤーで乾かすことも大切です。

また、血行不良を防ぐ対策としては、冷たい水のプールに長時間入り続けず、こまめにプールから上がって体操をするなどして、冷えた体を温める機会を作ることが大切です。温水プールという選択肢があるのなら、それを利用するのもおすすめですよ。

紫外線対策としては、スイムキャップ(水泳帽)を使用するとよいでしょう。特にシリコン製のものがおすすめです。シリコン製のスイムキャップは光を通さないので、頭皮を紫外線から守れるだけでなく、フィット感も高いので、髪の部分に入ってくる水の量を最小限にできる分、プール水の塩素による悪影響を減らせるというメリットも期待できます。

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