育毛剤と育毛トニックの違い

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[最終更新日]2018/03/15
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育毛剤と育毛トニックは別物

育毛トニック

薄毛治療のために頭皮や髪に良いものはひとつでも多くとり入れたいと思っている方もいるでしょう。ただ、商品によって違いがわかりにくいものもあります。

特にわかりにくいものといえば、育毛剤と育毛トニックの違いに関することではないでしょうか。

「えっ、どちらも同じものじゃないの?」と思っていた方もいるはず。

確かにどちらにも「育毛」とついているので、頭皮や髪のためにはどちらをとり入れてもいいような気もしますよね。

ですが、それぞれ役割が違います。自分の場合はどれをとり入れれば良いのか悩んでいる方のために、それぞれの特徴などについてご紹介しましょう。

【育毛剤】の特徴とは?

育毛剤といえば、医薬部外品に分類され、頭皮のトラブルを予防したり、抜け毛改善のための働きを持った育毛料のことです。育毛のために効果的な成分が含まれているため、抜け毛予防目的でとり入れたいと思っているのであればこちらを選ぶべきだといえるでしょう。

今の頭皮や髪の毛の状態をできるだけ良くしたいと思った場合には育毛剤のほうが向いています。

【育毛トニック】の特徴とは?

育毛トニックは、そもそも造語です。正式には「ヘアトニック」といいます。つまり、正式名称だと「育毛」という単語が入っていないわけです。ここからもわかる通り、実は育毛トニックといわれているものには育毛の効果はありません。

商品によって価格は違い、一般的に育毛剤の方が育毛トニックよりも高いものが多いため、「あまりお金がかけられないから…」と育毛トニックを選択していた方もいるはず。ですが、それでは思うような変化が実感できないかもしれません。

育毛剤には抜け毛を予防したり、髪の毛の成長を促進させる成分が含まれていますが、育毛トニックの主成分はというと、ほぼ水とアルコール、それから香料となっています。

また、夏場などの熱気がこもりがちの頭皮の状態を改善するために、爽快感のあるメントール成分が含まれているものも多いです。

どちらかというと爽快感を求めて使うアイテムといえるでしょう。ヘアトニックを使うことによって頭皮がスッキリとしますが、だからといって育毛効果があるわけではありません。

むしろ、育毛目的で使うのであれば注意が必要なアイテムだともいえます。というのも、育毛トニックにはアルコール分が含まれているのですが、アルコール分はタンパク質を分解させる働きを持っています。髪の毛や頭皮はタンパク質から作られていることもあり、あまりにも使い過ぎると薄毛の進行を招いてしまう可能性もあるのです。

効果に関しては育毛トニックは化粧品の一種に分類されます。かゆみやかぶれなどの症状を改善させる働きは期待できますが、どちらかというと育毛よりも養毛に近い商品だといえるでしょう。

頭皮がスースーするのは血行促進効果?

育毛トニックを使うと頭皮がスースーします。そのため、「血行が良くなった!」と感じて必要以上に使いすぎてしまう方もいるようです。しかし、ご紹介したように多くの育毛トニックにはメントールが含まれており、頭皮がスースーするのもこの働きによるものだといえるでしょう。

たくさん使えば使うほど血行が良くなり、頭皮環境が改善されると勘違いしないようにしたいですね。

育毛剤と育毛トニックの使い分け

育毛剤は【育毛】でトニックは【薄毛予防】

育毛剤と育毛トニックではそれぞれ使い道が違います。

まず、育毛剤は抜け毛が発生しないように予防し、髪の毛の成長を促進させる目的で使いましょう。一方で育毛トニックには育毛成分が含まれていないこともあり、どちらかというと将来的な薄毛の予防目的で使うものだと思っておいた方が良いです。

すでに薄毛が進行してしまった状態に対して育毛トニックを使ったとしても期待するような効果は実感できないでしょう。育毛に効果的な成分が含まれているのは育毛トニックではなく育毛剤です。

夏場のベタベタとした頭皮をスッキリさせたいといった目的であれば育毛トニックも効果的ではありますが、薄毛解消目的で使うのには向いていません。

少しずつ抜け毛が増えてきて悩んでいる…ということであれば育毛剤を選んでみてください。

育毛剤と育毛トニックの併用はOK?

例えば、普段は血行を促進して薄毛解消のために育毛剤を使い、頭皮がベタついていたり、かゆみやムレの症状を感じている時に育毛トニックを使う方もいるようです。

ただ、頭皮にあれこれベタベタつけてしまうのはかえって頭皮への負担を増やすことになる場合もあります。そのため、育毛剤だけで済ませられるのであればそうした方が良いでしょう。

頭皮のかゆみや乾燥などのトラブルは日々のシャンプーの仕方を見直すだけで大部分が改善できます。シャンプーをして清潔になったトラブルのない頭皮に育毛トニックを使う必要はないでしょう。

育毛トニックの大きな目的は頭皮を消毒したり清涼感を与えることなのですが、こういった事はシャンプーでもできます。何となく髪に良さそうだから…と特に理由もなく育毛トニックを使っている方もいますが、不要なケアになっている方も多いのです。

育毛トニックの中には刺激が強いものもあるため、すでに薄毛状態にある方がそういったものを使うと薄毛が悪化する可能性もゼロではありません。

価格の問題から育毛剤ではなく育毛トニックを選択する方もいますが、それならば数か月間育毛トニックを購入するのを我慢して、育毛剤を購入し使用した方が効果的だといえるでしょう。

本格的な薄毛対策はクリニックも検討を

頭皮の乾燥が原因で発生しているような薄毛や季節の変わり目などに発生する薄毛ではなく、AGAになっているのであれば自分自身で育毛剤を使ったとしても納得できるような効果が得られない可能性があります。

その場合は、やはりAGAクリニックで治療を受けた方が確実です。自分自身で対策をとっている間にどんどん薄毛が悪化し、治療にも時間がかかるようになってしまった方は少なくありません。

頭皮の状態が気になるのであれば、まずは一度クリニックでチェックしてもらいましょう。

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