HARG療法

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HARG療法とは

HARG療法とは、人間の生命維持の根幹となっている「幹細胞」を応用した薄毛治療法。いわゆる再生医療の一種である。幹細胞から抽出した多数の成長因子を頭皮に直接注入し、頭皮内の毛母細胞を刺激することで発毛を促す。多くの患者において、4回目程度の施術を終えた頃に、頭皮に何らかの変化を確認する。HARG治療センターの公式ホームページによると、その発毛率は99%。かつ、効果は永続的である。[注1][注2]

HARG療法とは薄毛治療における再生医療

細胞のもととなる幹細胞から、150種類以上もの成長因子を抽出。これら成長因子を含んだHARGカクテルを頭皮に直接注入することにより、毛髪の再生を促す。HARGカクテルによって刺激を受けた幹細胞は、自らが成長因子を分泌するようになるため発毛効果は永続的となる。つまり、薄毛が根治する。

なお、他のAGA治療法、たとえばプロペシアの服用やミノキシジルの塗布、育毛メソセラピーなどは、治療を中止するとAGAが再発する。その点においてHARG療法は、他のAGA治療法とは一線を画す。

HARG療法の開発者は、HARG治療センター総院長の福岡大太朗氏(医学博士・再生医療認定医・日本美容外科学会専門医)。HARG治療の開発により、世界的にも名を馳せた。

適応範囲の広い治療法

HARG療法の適応症例は広い。AGA(男性型脱毛症)のみならず、女性の薄毛、ストレスや生活習慣を原因とする脱毛など、様々なタイプの薄毛を改善することができる。プロペシアを服用できない者(プロペシアに治療抵抗性を示す遺伝子を持つ者)に対しても、HARG療法の適応が可能である。

【発毛のメカニズム】

休止期の毛母細胞を目覚めさせる

HARG療法による発毛のメカニズムは、一言で言えば「休止期の毛母細胞を目覚めさせる」というものである。

毛髪には、毛周期と呼ばれるサイクルがある。成長期(伸びる)、退行期(成長が鈍る)、休止期(成長が止まる・抜ける)を繰り返しながら、毛が幾度も生まれ変わる循環のことを、毛周期と言う。

AGAを始めとした様々な薄毛の原因は、何らかの原因によって毛周期が乱れ、休止期の毛が増加したことである。よって、毛周期を正常化させ、過剰に休止期に入った毛母細胞を活性化させれば、毛髪の量は必然的に増える。

HARG療法で使用されるHARGカクテルには、休止期に入った毛母細胞に刺激を与え、細胞分裂を活発にさせる働きがある。再生医療のなせる業である。かくして休止期の毛母細胞は目覚め、永続的な発毛を実現する。

HARG療法のメリット・デメリット

ここまで読んで、HARG療法のメリットは十分に理解できたであろう。改めてメリットを整理するとともに、HARG療法のデメリットについても触れる。

【HARG療法のメリット】

発毛効果が高い

HARG治療センターの公式ホームページによると、HARG療法を受けた患者のうち、実に99%に対して発毛効果を実現している。[注3]

発毛を確認するまでの期間が短い

多くの患者において、治療開始から4ヶ月目くらいで発毛を実感する。施術回数にして4回程度である。

効果が永続的である

HARG療法によって発毛を実現した後は、基本的に通院が不要である。なぜなら、発毛効果が永続的だからである。ただし、永続性には個人差がある。

内服薬や外用薬、他の施術系治療においては、治療を中止すると薄毛が再発する。

適用範囲が広い

HARG療法は、AGA(男性型脱毛症)はもちろん、女性のFAGA(女性男性型脱毛症)、ストレスや食生活の乱れなどによる抜け毛・薄毛にも効果をもたらす。

【HARG療法のデメリット】

費用が高額である

HARG療法に限らず、薄毛治療は原則として自由診療(保険が効かない診療)である。よって施術にかかる費用は、全額自己負担となる。

HARG療法の費用は、クリニックによっても相違があるが、概ね1回10万円程度が目安。これを6~12回程度受けることになる。よって費用の総額は、数十万円から120万円ほどとなる。

施術には多少の痛みを伴うことがある

HARGカクテルの注入方法としては、注射器、フラクショナルレーザー、ダーマローラーなどの方法があるが、いずれも多少の痛みを伴うことがある。一般にHARG療法では、麻酔を使用しない。

効果には個人差がある

著しい発毛を実現した患者もいる一方で、施術を受けた患者の中には「多少改善しただけ」「まった改善しなかった」と語る者もいる。そのコメントの信憑性は別問題として、いかなる治療法にも効果には個人差がある。

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