育毛メソセラピー

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[最終更新日]2018/04/09
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育毛メソセラピーとは

育毛メソセラピーとは、AGA(男性型脱毛症)や女性の薄毛の改善に効果的とされる薬剤を、頭皮に直接注入する治療法のことである。薬剤の中身は、ミノキシジルやフィナステリド、ビタミン、ミネラル、成長因子など。クリニックによって薬剤に配合される成分は異なる。発毛効果が高いなどのメリットがある一方、治療費が高額などのデメリットもある。

薬剤を直接頭皮に注入する施術方法

育毛メソセラピーでは、薄毛の改善に良いとされる薬剤を注射器や専用の機器を使用して頭皮に直接注入する・浸透させる。効果における医学的なプロセスの解明には至っていないものの、結果としては極めて高い発毛率を実現している。

育毛メソセラピーを得意とする湘南美容クリニックでは、同施術による患者の発毛実感率を99%としている。[注1]

育毛メソセラピーは、もちろん男性のAGAには効果的な治療法だが、薬剤の中身を変えることにより女性の薄毛にも効果を発揮する。

発毛を実感するまでの期間の短さも特徴で、多くの患者において、治療開始から1年後には劇的な変化を実感する。

育毛メソセラピーの薬剤に配合されている主な成分

育毛メソセラピーの薬剤に配合される成分については、特別なルールがある訳ではない。各クリニックが良いと思う成分をブレンドしているだけである。

ただし、主として以下のような成分がブレンドされることが多い。

ミノキシジル

ミノキシジルとは、AGA外用薬に配合される代表的な成分である。毛髪組織の根幹となる細胞に直接働きかけるとともに、頭皮の血行を促して毛髪の再生を促す働きがある。大正製薬「リアップ」の主要成分である。

フィナステリド

AGAの発症原因の一つである5αリダクターゼという酵素の働きを阻害する成分。5αリダクターゼの働きを阻害することで、AGAの直接的な原因物質となるDHT(ジヒドロテストステロン)の生産量が低下し、薄毛が改善する。

成長因子

発毛を促進する複数の成長因子(IGF-1、bFGF、VEGFなど)を複合した成分。クリニックにより、いずれの成長因子を採用するかが異なる。毛包への刺激や頭皮の血行促進、新生血管の生成などを通じ、薄毛を改善させる。

ビタミン・ミネラル

毛髪の成長に深く関与していると言われるビタミン(CやEなど)、およびミネラル(亜鉛など)。クリニックによって配合されるビタミン・ミネラルは異なる。

ヒアルロン酸

薬剤にヒアルロン酸を配合しているクリニックも少なくない。ヒアルロン酸による高い保湿効果により、発毛・育毛に良い頭皮環境を目指す。

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10には、毛乳頭細胞に存在するミトコンドリアを活性化する働きがあるとされる。新陳代謝の促進作用から、発毛の促進を目指す。

銅ペプチド

AGAの原因に絡む5αリダクターゼの働きを阻害するとされる。結果、ヘアサイクルが正常化し発毛・育毛が促される。

育毛メソセラピーのメリット・デメリット

育毛メソセラピーのメリットとデメリットを確認する。

【育毛メソセラピーのメリット】

発毛効果が非常に高い

育毛メソセラピーの発毛効果は、非常に高い。先に説明したように、湘南美容クリニックでは発毛実感率99%を実現している。

効果を実感するまでの期間が短い

多くの患者は、施術開始から1年ほどで、頭皮に著しい変化を実感することができる。早い患者では、施術から3ヶ月、半年程度でも発毛を実感することがある。

女性の薄毛も改善できる

育毛メソセラピーは、男性のAGAにおいても女性の薄毛においても、双方に効果的である。

【育毛メソセラピーのデメリット】

治療費が高い

内服薬や外用薬の処方に比べると、育毛メソセラピーの治療費は極めて高額である。ただし、治療効果の高さ、治療が発現するまでの期間の短さに鑑みれば、妥当な金額であるとも言える。

施術を終えた後は内服薬等で治療を続ける必要がある

育毛メソセラピーの施術自体は、1年程度の通院で終了する。しかし、そのまま放置するとAGAは再発する。よってAGAの再発を防ぎたい者は、施術を終了したのちも、薬による治療を続けなければならない。

施術時に痛みを伴うことがある

育毛メソセラピーの主な施術方法は、注射器による薬剤の抽入である。頭皮に注射をすることになるため、多少の痛みを伴うことは避けられない。我慢できないほどの痛みではないので、過剰に不安になる必要はない。

育毛メソセラピーとHARG療法との違い

育毛メソセラピーに似た治療法に、HARG療法がある。育毛メソセラピーと同様、発毛に効果的とされるブレンド薬剤を頭皮に注入する方法である。

かつて、両者の違いは「成長因子の配合の有無」にあった。しかしながら昨今では、すでに説明したように、育毛メソセラピーにおいても各種の成長因子を配合するようになっている。その点において、両者の効果に大きな違いはないとする意見もある。

両者の違いを一つだけ挙げるならば、育毛メソセラピーの薬剤における配合成分はクリニックごとに異なるものの、HARG療法の薬剤における配合成分は全てのクリニックで同じ、という点である。

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