一時着色料

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[最終更新日]2018/06/18
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一時着色料とは

一時着色料とは、一時的に毛髪の色を変えるための商品のことである。「1日だけ髪の色を変えたい」「今から数時間だけ髪の色を変えたい」などという者には、大変重宝されるグッズである。手軽に使用できる、髪や頭皮へのダメージがほとんどない(抜け毛・炎症の心配がない)、シャンプーで簡単に洗い流すことができる等のメリットがある一方、雨や汗で染料が落ちて衣服を汚してしまうことがある等のデメリットもある。

一時的に毛髪の色を変える着色料

一時着色料は一時的に毛髪の色を変えたい時に使用する商品の総称。一時染毛料とも言う。

毛髪の色を変える手段には複数あるが、これらのうち、毛髪や頭皮に最も影響が少ない手段が一時着色料を使用した方法である。毛髪や頭皮に影響が少ない分、着色効果も一時的。シャンプーで洗い流せば、容易に元の毛髪の色に戻る。

なお、一時着色料以外に毛髪の色を変える商品として、永久染毛剤(ヘアカラー、白髪染めなど)、半永久染毛料(ヘアマニキュア、カラートリートメントなど)、脱色剤・脱染剤(ヘアブリーチなど)がある。

一時着色料の種類

日本ヘアカラー工業会(JHCIA)では、一時着色料の種類について、「マスカラタイプ」「パウダータイプ」「マーカータイプ」「エアゾールタイプ」の4種類に分類している。[注1]

それぞれのタイプの特徴を確認する。

マスカラタイプ

小さなブラシ等を用いて、毛髪の色を変えたい部分に染料を塗布する。まつ毛に使用するマスカラと同様の使用方法である。毛の生え際の染毛を得意とするため、白髪染めに適している。

パウダータイプ

毛髪の色を変えたい部分に、パウダー状の染毛料を付着させる。頭頂部の薄毛や、髪の分け目の薄毛を隠す目的で使用されることが多い。

マーカータイプ

クシ状になった先端から、染料をにじませつつ染毛する。白髪染めなどに適している。

エアゾールタイプ

スプレーと同じ要領で、毛髪の色を変えたい部分に噴射する。白髪染め用やおしゃれ染め用がある。100円ショップなどでも入手可能。クリスマスやハロウィンなど、何らかのイベントの際に使用する者が多い。

他の染毛料に対する一時着色料の優位性

永久染毛剤や半永久染毛料、脱色剤・脱染剤などによる染毛に対し、一時着色料では次の3点の優位性がある。[注2]

手軽に使用できる

永久染毛剤や脱色剤などとは異なり、一時着色料の使用の場合、美容院に足を運んだリ、浴室で大掛かりな準備をしたりする必要はない。マスカラタイプ、パウダータイプ、マーカータイプ、エアゾールタイプ、いずれのタイプでも、洗面所で鏡を見ながら手軽に使用することができる。急な外出や急な来客にも対応できるであろう。

髪や頭皮へのダメージがほとんどない

一時着色料に使用される染料の中は、毛髪や頭皮にダメージを与える成分がほとんど含まれていない。そもそも一時的に染毛することが目的なので、毛髪等にダメージを与える成分を含む必要がない。

一度のシャンプーで洗い流すことができる

一時着色料によって染毛した部分は、一度のシャンプーで容易に洗い流すことができる。染毛する時も手軽、着色料を落とす時も手軽、ということである。

ただし一時着色料には、雨や汗などで色が落ちやすいというデメリットがある。色が落ちた場合、染料が衣服を汚すこともあるので注意が必要である。使用の際には、当日の天候を十分に考慮されたい。

一時着色料が抜け毛・薄毛につながる可能性は低い

毛髪の色を変えることは、毛髪はもとより、頭皮にもダメージを与えると言われる。そのため染毛は、抜け毛や薄毛を助長する行為であるとする説もある。この説は、一部では正しいが、一部では誤っている。

毛髪や頭皮にダメージを与える染毛法は、永久染毛剤による染毛、半永久染毛料による染毛、脱色剤・脱染剤による染毛である。商品にもよるが、これらは大なり小なり、毛髪・頭皮にダメージを与えるものと考えて良い。市販されている安価な脱色剤は、毛髪に特に強いダメージを与えるとされている。

よって、すでに毛髪が弱っている者、頭皮トラブルを抱えている者がこれら染料を使用した場合、抜け毛や薄毛を招く恐れがあるので注意が必要である。

薄毛が気になる者が染毛する場合は、髪にも頭皮にもダメージがない一時着色料を検討されたい。

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