アウトバストリートメント

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[最終更新日]2018/06/08
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アウトバストリートメントとは

アウトバストリートメントとは、洗い流さないタイプのトリートメントである。洗い流すタイプのトリートメントと比べ、手軽さ、髪のまとまりやすさなどが支持され、広く人気となっている。髪のコーティング力が高いことが特徴なので、紫外線や乾燥などから髪を守りたい場合に使用すると良い。アウトバストリートメントと薄毛との直接的な関連はない。

洗い流さないタイプのトリートメントの総称

アウトバストリートメントは、洗い流さないタイプのトリートメントの総称である。

一般にトリートメントは、洗髪後のタオルドライをした毛髪に塗布し、一定の時間を置いたのち、お湯などによって洗い流す。

それに対しアウトバストリートメントは、髪を乾燥させた後に塗布し、その後は洗い流さない。アウトバストリートメントの存在を知らない者、または、アウトバストリートメントを使用したことがない者は、洗い流さないことに対して違和感があるだろう。

なお、アウトバストリートメントに対し、従来からある洗い流すタイプのトリートメントのことを、インバストリートメントと言う。

アウトバストリートメントの分類

アウトバストリートメントは、その目的や使用感等により、いくつかの種類に分類される。オイルタイプ、ミルクタイプ、ミストタイプ、クリームタイプ、ジェルタイプ…、などである。

ここではAGAヘアクリニック院長の水島郷太医師の分類等を参考に、アウトバストリートメントを「オイル成分を多く含むタイプ」「水分を多く含むタイプ」「ミルク成分を多く含むタイプ」の3種類に大別し、それぞれのタイプに属するアウトバストリートメントの特徴を解説する。[注1]

【オイル成分を多く含むタイプ】

オイルタイプ

すべてのタイプのアウトバストリートメントの中で、最も多くのオイル成分を含んだものがオイルタイプである。

オイルには毛髪をコーティングする働きがある。このコーティング力によって、毛髪内部の水分の流出を防ぐなどし、髪をしっとりとまとめ上げる。また、髪を乾かす直前にオイルタイプを塗布することで、ドライヤーの熱から毛髪を守ることができる。

スプレータイプ

スプレータイプのアウトバストリートメントにも、比較的多くのオイルが含まれている。

スプレータイプは、通常、髪を乾かした後の仕上げとして使用する。乾燥を防ぐ働きや、髪がまとまりやすくなる働きがある。

ジェルタイプ

ジェルタイプのアウトバストリートメントにもオイルが多く含まれているため、オイルタイプと同様、毛髪のコーティング効果が期待できる。

ヘアカラーや紫外線などの影響で傷んだ髪に対しジェルタイプを十分に塗布することで、キューティクルが補修されて髪に艶や張りが蘇る。

【水分を多く含むタイプ】

ミストタイプ

霧状に噴出させて使用するタイプのアウトバストリートメント。オイルよりも水分を多く含むことが特徴。成分の中心は、水の他に美容液、タンパク質など。浸透力が特徴なので、髪のコーティングではなく、傷んだ髪の補修を目的に使用したほうが良い。

ゲルタイプ

ジェル状のアウトバストリートメント。ミストタイプと同様、水分を多く含んでいる。水分の他にも、タンパク質や美容液成分などが配合されている点、ミストタイプと同じである。傷んだ髪の補修を得意とする点もミストタイプと同様。

【ミルク成分を多く含むタイプ】

ミルクタイプ

オイルでもなく水分でもなく、ミルク成分を中心にしたアウトバストリートメント。ミルクには高い保湿作用があるため、特に、乾燥しがちな髪や傷んでいる髪に適合するトリートメントである。

クリームタイプ

クリームタイプもまた、ミルクタイプと同様の効果が期待されるアウトバストリートメントである。クリームタイプのほうがやや固めのテクスチャになるため、ミルクタイプに比べると髪がまとまりやすくなる。

アウトバストリートメント・インバストリートメント、どちらが合っている?

アウトバストリートメントとインバストリートメントとでは、期待される効果が異なる。

それぞれの違いを理解し、より自分に合ったトリートメントを選ぶようにされたい。

【髪を保護したい人はアウトバストリートメントを】

アウトバストリートメントの大きな特徴は、毛髪のコーティング力にある。この点をめぐり、上述の水島医師は次のようにコメントしている。

昼間の強い紫外線や乾燥などから、髪を保護したい方におすすめのタイプといえるでしょう。[注2]

【髪を補修したい人はインバストリートメントを】

インバストリートメントの大きな特徴は、成分の浸透力にある。水島医師は次のように語る。

インバスタイプのトリートメントは、特に紫外線やヘアカラーなどの外的刺激によって、髪の内部が傷んでいる方に向いているといえます。[注3]

アウトバストリートメントと薄毛との関連

トリートメントを洗い流さないことについて、違和感のある者も多いかと思われるが、洗い流さなくても良い仕様になっているので、使用に際しては不安になることはない。よって、アウトバストリートメントの使用による薄毛の心配はない。

ただし、よりコーティング効果を強める目的で、規定量以上にトリートメントを塗布することは避けること。トリートメント成分が頭皮に多く残留し、場合によっては、頭皮が荒れたり炎症を起こしたりする恐れがあるからである。頭皮の炎症は、その原因がいかなるものであれ、一時的に抜け毛を招く恐れがある。

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