敏感肌用シャンプー

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敏感肌用シャンプーとは

敏感肌シャンプーとは、乾燥肌の者やアトピー性皮膚炎を患う者などの使用を想定した「洗浄力が強すぎない」シャンプーの総称である。一般的には、頭皮に刺激の少ない「ノニオン系界面活性剤」を洗浄成分としていることが多く、あわせて、グリセリン等の保湿成分を配合していることも多い。[注1]

狭義では、治療の一環としてクリニックが推奨する低刺激シャンプーを指し、広義では、頭皮にやさしいシャンプー全般を指す。

クリニックが推奨する敏感肌用シャンプーの例

京都北山にある「くみこ アレルギークリニック」では、アトピー性皮膚炎等を患う患者に対し、次の敏感肌用シャンプーの使用を推奨している。[注2]

「ダーマメディコ アトピー・敏感肌用低刺激性シャンプー」

皮膚科専門医の協力のもと、アトピーや乾燥肌、敏感肌の患者のために開発されたシャンプー。ダーマメディコは、シャンプーのみならず、どんな肌質の者でも使用できる低刺激のクレンジング、洗顔料、化粧水、保湿クリーム、液体せっけん、トリートメント、日焼け止めなどの基礎化粧品をリリースしているブランドである。

同商品は、アレルギー等の可能性がある表示指定成分(厚生労働省規定)を、一切排除した超低刺激シャンプー。洗浄力もやさしいため、頭皮に必要な皮脂を落としすぎない点が特徴。敏感肌・乾燥肌の者のみならず、抜け毛・薄毛に悩む者にも適している。

なお同シャンプーは薬ではないため、楽天市場などの通販でも入手可能である。

自己判断で敏感肌用シャンプーを購入する際の選定基準

低刺激用シャンプーを求める場合、上記商品のように、皮膚科医が推奨するものを選ぶことが無難である。

一方で、もし自己判断で敏感肌用シャンプーを購入するならば、以下に示す商品選定基準を覚えておかれたい。

頭皮やさしい洗浄成分を選ぶ

自己判断で敏感肌用シャンプーを選ぶ際、最も重視すべきポイントは洗浄成分である。頭皮に刺激が少なく、かつ洗浄力もやさしい「アミノ酸系」の洗浄成分を選ぶようにする。

ドラッグストア等で安価で市販されているシャンプーは、多くの場合、「高級アルコール系」という洗浄成分が用いられている。「高級アルコール系」洗浄成分は、洗浄力が強い点がメリットではあるが、その洗浄力の強さが頭皮の刺激となってしまう場合あるので注意を要する。

なお、商品の配合成分一覧表の中に「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸~」などの表記が存在した場合、その商品には「高級アルコール系」の洗浄成分が配合されている。

アルコールフリーであるかどうかを確認する

アルコール成分は、皮膚に乾燥を招く。乾燥は敏感肌にとって大敵なので、シャンプーを選ぶ際には、成分の中にアルコールが含まれていないかどうかを確認する。商品の成分一覧表の中に「エタノール」との表記があった場合、そのシャンプーにはアルコールが含まれているので避けるべきである。

なお、成分一覧表に時折見られる「フェノキシエタノール」は、アルコールではないので誤解のないよう。

「天然由来成分100%=低刺激」は間違い

「天然由来成分100%シャンプー」「植物生まれのシャンプー」等を謳うシャンプーが多く販売されている。一般に、化学合成成分に比べて天然由来成分のほうが肌にやさしい印象があるが、それは正しい認識ではない。

化学合成成分と同様、天然由来の成分の中にも肌の刺激になるものが多く存在する。天然に存在する漆(うるし)や銀杏で皮膚炎を生じることがあるのは、有名な話である。漢方で使用する生薬にすら、副作用は多々ある。

決して天然由来のシャンプーが悪いということではない。「天然由来成分=低刺激」という構図に基づいてシャンプー選びをしないように、ということである。

「自分にだけは合わない」というシャンプーもある

低刺激の敏感肌用シャンプーとは言え、体質的に合わない商品があることを認識しておく。よって、シャンプーを選ぶ際は、初めから「このシャンプーを使い続ける」と決めつけるのではなく、「ゆっくりと自分に合うシャンプーを探していく」とする姿勢が望ましい。

初めて買う商品については、パッチテストのつもりで最小サイズのものを購入したほうが良い。

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