トリートメント

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トリートメントとは

トリートメントは髪の状態を健康かつ美しく保つことを目的とした化粧品の一種である。一般に用いられているトリートメントは、お湯(水)によるすすぎが必要なインバストリートメント。しかし昨今では、すすぎが必要のないアウトバストリートメントも多く普及している。

なお、トリートメントは元々、洗髪後に髪を乾燥させたのち使用するヘアケア剤として開発された。よってインバスとアウトバス、どちらかと言えば、アウトバスがトリートメントの本流である。

トリートメント・リンス・コンディショナーの違い

シャンプーの後のヘアケア剤として、トリートメントの他にも、リンスやコンディショナーがある。これらヘアケア剤の違いを明確にする。

結論から言えば、リンスとコンディショナーは、その目的も働きもほぼ同じである。一方でトリートメントは、リンス・コンディショナーとは全く異なる目的と働きを持つ。

【トリートメント】

髪の内部に深く成分を浸透させ、髪がすでに被っているダメージを補修する。あわせて、髪の表面に保護膜を張り、ブラシや指通りを滑らかにしたり、良質なツヤを表現したりする。

【リンス】

髪の表面に保護膜を張り、ブラシや指通りを滑らかにする。美しいツヤ表現する。ただしトリートメントとは異なり、髪の内部に成分が浸透することはほとんどない。よって、傷んだ髪を修復する働きはない。

【コンディショナー】

リンスと同様に髪の表面に保護膜を張り、リンスと同じ働きをする。成分が浅く髪に浸透する点がリンスとは異なる。リンスの発展版であり、立ち位置としてはトリートメント寄りではなく、リンス寄りである。

トリートメントの正しい使い方・誤った使い方

トリートメントの使い方について、AGAヘアクリニック院長の水島豪太医師の監修記事を参考にまとめた。[注1]

【トリートメントの正しい使い方】

1.事前にシャンプーで頭皮・頭髪を清潔にする

トリートメントを塗布する前段階において、シャンプーでしっかり頭皮・頭髪を清潔にしておく。シャンプーが頭皮・頭髪に少しも残らないよう、十分にすすぐ。

2.髪の水分を切ってからトリートメントをなじませる

シャンプー後、髪を手で絞るか、またはタオルなどを使うなどし、髪の水気を切る。その後、トリートメントを手に取り、頭皮に触れないようにしながら髪全体になじませる。

3.数分間放置する

トリートメントを髪になじませた状態で、数分間、放置する。この間に成分が髪に浸透していく。なお、最近では放置時間が不要なトリートメントも販売されている。

4.しっかりと洗い流す

放置したのち、お湯(水)でトリートメントをしっかりと洗い流す。

なお、「ある程度のトリートメントを髪に残しておいたほうが良い」とする意見も散見されるが、これは誤りである。数分間の放置によって、トリートメントの成分は髪に十分浸透している。かつ、残留したトリートメントは頭皮に悪影響を及ぼす。よってトリートメントは、しっかりと洗い流す。

5.乾かす

トリートメントを洗い流した髪を十分にタオルドライし、速やかにドライヤーで乾かす。

【トリートメントの誤った使い方】

トリートメントには油分が含まれている。この油分が毛穴に詰まると、フケや頭皮のニキビ、さらには抜け毛を誘発することがある。

よって、頭皮マッサージのような要領でトリートメントを行なってはいけない。あくまでも髪のみにトリートメントを塗布する。

アウトバストリートメントの有効な活用法

「パンテーン」で知られるP&Gは、髪の健康維持のための日常的なアウトバストリートメントの使用を推奨している[注2]。その趣旨は以下の通りである。

髪のダメージは、髪への刺激が日々積み重なることによって悪化していく。ドライヤーの熱、睡眠時の枕との摩擦、ブラッシングによる摩擦、ストールやマフラーとの摩擦、外出時の紫外線などである。

いったん髪が傷んでしまうと、これを修復することは難しい。だからこそ、髪が傷む前の日常的なケアが大切である。何らかの形で髪が刺激を受けた、と感じた際には、こまめにアウトバストリートメントを塗布することが望ましい。

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