プロペシアを処方してもらえるのは何科?

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[記事公開日]2018/07/06
[最終更新日]2018/07/11
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プロペシアを処方してもらうなら何科がいい?

医師

いざプロペシアを処方してもらうにあたり、最初に悩むのが「いったいプロペシアは何科に行って処方してもらうものなの?」という問題。胃腸なら内科、骨なら整形外科、脳なら脳神経外科。では、髪の毛は何科?ここでは、プロペシアを処方してもらえる診療科を始め、薄毛治療に関連する基本的な知識を確認します。

何科でプロペシアを処方してもらえばいいのか?

理論上、医療機関であればどこでもプロペシアを処方してもらうことができます。内科であれ整形外科であれ、脳神経外科であれ泌尿器科であれ、はたまた眼科や小児科であれ、そこが医師所属の医療機関である以上、理論上はプロペシアを処方してもらうことは可能です。

問題は「何科に行けばいいか」ということではありません。その医療機関でプロペシアを扱っているか、ということです。あるいは、先生にお願いすればプロペシアを取り寄せてくれるか、ということです。

プロペシアを取り扱っておらず、かつ、お願いしても取り寄せるつもりがない医療機関ならば、処方してもらうことは困難でしょう。

都市部ならばプロペシアを扱っているクリニックも多くありますが、医療僻地と呼ばれるエリアにはプロペシアを扱っているクリニックが存在しない可能性もあります。 そのような場所にお住まいで、なおかつ、どうしても近隣でプロペシアを手に入れたい方は、内科でも外科でも耳鼻科でも構わないので、かかりつけの先生にお願いしてみましょう(歯科医院、鍼灸院、接骨院などでは扱っていません)。

通常は何科でプロペシアを扱っているの?

何科でも手に入れることができるプロペシアとは言え、鎮痛剤などとは異なり、プロペシアは常に何科でも用意している薬というわけではありません。通常、プロペシアを入手する場合には、一般皮膚科、または薄毛専門治療クリニックで処方してもらうことになります。

薄毛専門治療クリニックとは、薄毛の治療も主要な診療メニューとしている美容外科・美容皮膚科などを指します。もちろん、薄毛治療のみを専門に扱っているクリニックでも問題ありません。

なお、近隣に一般皮膚科・美容外科・美容皮膚科がない場合には、内科や泌尿器科に相談してみてください。内科・泌尿器科でも、プロペシアを常備している例が少なくありません。まれに、整形外科でもプロペシアを常備していることがあります。

一般皮膚科と薄毛専門治療クリニックでどちらがいいの?

ほぼ確実にプロペシアを常備しているのは、一般皮膚科か薄毛専門治療クリニックのいずれかです。では、お住まいのエリアに一般皮膚科も薄毛治療専門クリニックもある場合、どちらで処方してもらうのが良いのでしょうか? 結論から言えば、間違いなく薄毛専門治療クリニックです。以下、プロペシアを処方してもらう場合に薄毛専門治療クリニックを選ぶべき理由を、4つに分けて説明します。

理由1:プロペシアが効くかどうかを事前に判断してもらえる

大半のAGAに改善効果をもたらすプロペシアですが、残念ながら、100%のAGA患者に効果的な薬というわけではありません。また、たとえ効果を得られたとしても「目に見えない程度の効果」であったり、「現状維持という効果」であったりする場合もあります。つまりプロペシアは、効果に個人差が大きい薬ということです。

ほとんどの一般皮膚科では、AGA患者に対して、まずはプロペシアとミノキシジル(リアップ)の処方を行ないます。それらが効果をもたらすかどうかは、実際に1年ほど使ってみなければ分かりません。

それに対して薄毛専門治療クリニックでは、初診の段階でプロペシアが効くタイプの薄毛かどうかを、医師が医学的観点から判断することができます。医師の経験値で判断できない場合は、遺伝子検査や血液検査を行なってプロペシアの適用を検討することも可能です。

プロペシアが効く体質なのかどうかを事前に知ることができる点は、一般皮膚科に対する薄毛専門治療クリニックの大きな優位性と言うことができるでしょう。治療に及び、無駄な費用や無駄な費用を使わずに済むことでしょう。

理由2:プロペシアが効かない場合の判断も早い

プロペシアが効くタイプの薄毛かどうかは、医師による事前のチェックでほぼ分かります。

しかしながら、極めてまれではありますが、「プロペシアが効くはずの薄毛なのに、なぜか効かない」といった症例が見られることも事実。薄毛治療の経験が豊富な医師にとってみれば、そのような事態にすぐに違和感を覚え、速やかに別の治療法を検討することでしょう。

一方で、薄毛治療の症例が乏しい一般皮膚科においては、そのような違和感を察知するまでに、より多くの時間がかかる可能性があります。結果、無駄な治療期間・無駄な治療費が加わってしまうことが想定されます。

理由3:プロペシア以外の治療法で対応ができる

薄毛治療専門クリニックで扱っている治療法は、プロペシアの処方だけではありません。各患者の症状に応じたオリジナル処方薬や、頭皮に薬剤を注入する育毛メソセラピーなど、プロペシア以外の様々な治療法を用意していることが一般的。よって、事前のチェックでプロペシアが効かない体質であることが判明した場合、他の有効な治療法を提案・実施することも可能です。

それに対し、大半の一般皮膚科で行っている薄毛治療は、前述の通り、プロペシアとミノキシジルの処方のみ。良心的な一般皮膚科であっても、量薬剤に加えて、育毛シャンプーの処方や育毛に良い生活指導を行なう程度です。

理由4:一般皮膚科よりも料金が安いことが多い

プロペシアの処方に保険は効きません。一般皮膚科であれ薄毛専門治療クリニックであれ、どこの医療機関でプロペシアを入手する場合でも、全額患者の自己負担となります。

薄毛専門治療クリニックの業界は、極めて厳しい競争社会。プロペシアの値段を少しでも下げることで、一人でも多くの患者に来院してもらおうと必死です。

それに対して一般皮膚科では、薄毛以外の患者が毎日たくさん訪れます。よって、薄毛の患者に来院してもらわなくても、クリニックの経営に大きな影響はありません。すなわち、プロペシアの値段を下げる理由もない、ということです。

これらの背景から、一般皮膚科に比べると、薄毛専門クリニックのほうがプロペシアの値段は格段に安いのが現状です。

医療機関におけるプロペシアの費用相場

プロペシアの処方は自由診療(医療機関が自ら料金を決めることができるシステム)になるため、その処方料はクリニックにより大きく異なります。

一般皮膚科でプロペシアの処方を受けた場合は、1ヶ月分(28錠)で9,000円前後と考えておきましょう。プロペシアを入手しにくい医療僻地などにおいては、1ヶ月分で11,000程度の費用がかかる場合もあります。

一方、薄毛専門治療クリニックの場合は、1ヶ月分で7,000円前後が相場。中には7,000円を大幅に下回る価格でプロペシアを処方しているクリニックもあり、たとえば薄毛治療で有名な「表参道スキンクリニック」や「AGAスキンクリニック」の場合は、初回は4,000円程度でプロペシアのを処方してもらえます。

プロペシアは「飲み続けなければ意味がない薬」です。たとえプロペシアの服用で髪の毛が再生したとしても、飲むことをやめれば、ふたたび薄毛が進行していきます。何年も飲み続けるという前提に立てば、やはり値段は100円でも200円でも安いほうが嬉しいでしょう。

ただし、値段の安さだけを理由に医療機関を選ぶのも考え物。たとえプロペシアが安かったとしても、薄毛治療の実績が乏しいクリニックであった場合、各患者ごとのプロペシアの適用が判断できない恐れがあります。

値段が安いことに加え、薄毛治療の実績が豊富かどうかをクリニック選びの基準に入れることを、くれぐれも忘れないようにしてください。

クリニックを選ぶ時のポイント

プロペシアの処方をしてもらうクリニックを選ぶ際には、以下の5つのポイントを基準に置きましょう。

ポイント1:価格が安いこと

プロペシアは、数年、数十年という長期的な服用となる可能性が高いため、少しでも処方料の安いクリニックを選ぶようにしてください。薬代だけではなく、再診料がかかるかどうかも確認するようにしましょう。

ポイント2:薄毛治療の症例が豊富なこと

たとえプロペシアの価格が安くとも、薄毛治療の実績が乏しいクリニックでは、薬の適用を判断することができない可能性があります。クリニックのホームページを確認したり、実際に治療を受けた人の口コミなど確認したりなどし、薄毛治療の実績・症例数をチェックしてみてください。

ポイント3:様々な薄毛治療法を用意していること

プロペシアが効かない場合に、他の適切な治療法を提案できるクリニックであるかどうかは、非常に大きなポイントです。プロペシアの適用でないタイプの薄毛にも関わらず、プロペシアにお金を払い続けることは賢明ではありません。

ポイント4:カウンセリングがしっかりしていること

薄毛治療は、美容上の問題。治療を進めるかどうかを判断するのは、医師ではなく患者です。医療機関においては、患者の悩みをしっかりと聞き、治療の種類や効果、副作用、費用などもすべて説明し、そのうえで治療を開始するかどうかを患者に委ねる、という姿勢でなければなりません。

カウンセリングもせずに医師の初診に入り、患者に治療の選択権も与えず当然のようにプロペシアを処方してくるようなクリニックは、選ぶべきではありません。

ポイント5:アクセスが良いこと

プロペシアであれ他の治療法であれ、薄毛治療には長期的な通院が必要となります。評判の良いクリニックだからと言って、通院が不便なクリニックを選んでしまうと、やがて足が遠くなってしまうかも知れません。

都市部であればどこのクリニックを選んでも問題はないでしょうが、地方の場合には立地・アクセスも考えてクリニック選びをしたほうが良いでしょう。

ポイント6:薄毛治療で有名なドクターが在籍していれば尚よし

プロペシアは、厚生労働省が認可している代表的な薄毛治療薬。認可に至るまでの過程において、膨大な臨床試験が行われています。その臨床試験に携わったドクターが、現在も薄毛治療の分野で診療を続けている松木貴裕医師(表参道スキンクリニック在籍)。

クリニック選びの際には、院長や在籍ドクターたちの経歴もチェックしてみると、より治療の厚みが見えてくるでしょう。

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