副作用はあるの?デュタスついて知っておきたいこと

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[最終更新日]2018/02/27
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化学記号

副作用について

AGAの高い改善効果がある成分として、今注目されているデュタステリドを配合しているのがデュタスです。でも、効果が高い分心配されるのが、副作用についてです。では、デュタスで指摘されている副作用についてご紹介しましょう。

デュタスの副作用について

性的不全

デュタスの副作用として、性欲減退・勃起不全・精液の減少などといった、性的不全症状が挙げられています。デュタスがAGAに効果を示すのは、AGAの原因である脱毛ホルモンDHTを生成する、5αリダクターゼという酵素を阻害するためです。

この5αリダクターゼは、男性ホルモンのテストステロンと結合することで、DHTを生成する働きを持っています。デュタスはこの働きを阻害するので、AGAの進行を止めて薄毛を改善できるとされているのです。しかし、AGAには有効なこの作用が、男性ホルモンのバランスに影響し、こうした性的不全症状を起こすのではないかと考えられているのです。

ただし、性機能に関連している男性ホルモン(テストステロン)に、デュタスが直接影響を与えるわけではないことから、なぜ様々な性的不全症状が起きてしまうのかは明確にはわかっていません。ですが、こうした副作用があったという事例は多く報告されているため、代表的な副作用として挙げられているのです。

女性化

ホルモンの影響と言うことで、男性の胸が女性のように膨らんでしまうと言った、男性の身体の一部が女性化する副作用も挙げられています。

この副作用の症状には、胸が膨らむことの他にも女性のような脂肪の付き方をする、乳首に痛みが出るといったものがあります。この副作用が現れるのは、デュタスによって5αリダクターゼを阻害してDHTの生成を抑制するため、身体の中の男性ホルモンよりも女性ホルモンが優位になるためとされています。

ただこのメカニズムについても、明確なことはわかっていませんので、デュタスのせいで起こるとは断言できないのが現状です。しかし確かに、服用後に女性科が起こったという報告もありますので、副作用の一つと考えても良いかと思います。

もしも、服用中にこのような女性化の症状が現れてしまった場合は、速やかに服用を中止するようにしましょう。症状は徐々に改善されるとされていますが、専門の医師に相談するのも良いでしょう。

肝機能障害

肝臓は、体内に入ってきた食べ物や飲み物、アルコール、薬などを分解する働きを持った臓器です。解毒の役割を持っていて、身体の免疫力にも関連するとても大事な臓器なのですが、暴飲暴食やアルコールの多量摂取などを行うと、分解のために肝臓は過剰に活動しなければならず、オーバーヒートしてしまいます。

特に薬の分解は肝臓に負荷をかけると言われていて、デュタスのように毎日服用するような場合、知らず知らずのうちに肝臓に負荷をかけ続けることになってしまい、そのため気付いた時にはかなり肝臓の機能を損ねてしまっている可能性もあるとされているのです。

肝機能障害は、デュタスで挙げられている副作用の中でも、重篤になるリスクが高い副作用とも言われています。そのため、もともと肝機能障害や肝臓の機能が低下している方や、日常的にアルコールを多く飲まれる方、他にも薬を服用している方などは、デュタスの使用を控えた方が良いとされています。

5αリダクターゼ阻害薬で指摘される副作用には、男性の乳がんや前立腺がんの発症リスクがあります。デュタスの有効成分デュタステリドは、もともと前立腺肥大症の治療に使用される成分です。服用中は前立腺の腫瘍マーカーでの診断がつきにくく、早期治療の機会を逃してしまう危険性があるとされています。

そのため、米国FDAではデュタステリドに対して、服用後に悪性度前立腺がんのリスクが上昇すると警告しています。また、男性には珍しい乳がんのリスクもあげられていて、こちらは同じく副作用として起こる女性化乳房が関連しているとされています。

服用すれば誰でも癌を発症する、というわけではありませんが、リスクが高まることは否めないようです。そのリスクを避けるためにも、定期的に健康診断を行うなどして、身体のチェックを行うことが大切になるそうです。また、検査を受ける際には、デュタスを服用していることを、事前に必ず医師に報告してください。

うつ

デュタスを服用することで、やる気が低下する、気分が落ち込むといったうつ症状が出る可能性があります。こうした精神的なトラブルが起こるのは、自律神経が崩れることに関係しているとされています。

自律神経のバランスはホルモンのバランスにも関連していて、デュタスの服用でホルモンバランスが崩れることで自律神経もバランスを崩し、うつ症状が起こりやすくなると考えられています。うつ症状が悪化すると、日常生活に多大な影響が出ることもあるため、気分的な変化を感じる、または人から指摘された場合は、服用を中止した方がよいでしょう。

身体の中のバランスが整えば、自然と精神的にも落ち着いてきて、症状も改善されてくるそうです。うつ症状はストレスなども、症状を悪化させる要因とされていますので、薄毛について自分一人で悩み続けるのもいけません。デュタスで改善が見られなかった場合、AGAではない脱毛症の可能性がありますので、専門病院で診断してもらいましょう。

プロペシアの副作用との違い

デュタスはプロペシアよりも副作用のリスクが高いと言われています。男性型薄毛治療薬の代表格であるプロペシアには有効成分フィナステリドが含まれており、抜け毛の原因を抑えて薄毛を予防。デュタスはプロペシアよりも増毛効果が1.5倍高いと言われています。

しかし、デュタスはプロペシアよりも強力な薬で高い効果が得られる一方、副作用も強いのが特徴。20~50歳の日本人男性型脱毛症患者を対象にした臨床試験によると、性欲減退や勃起力の低下などの副作用がプロペシア以上に現れやすいという結果が出ているのです。

副作用の症状自体はプロペシアと同じような傾向が見られますが、その症状の度合いや発症頻度に違いがあるのです。薬の強さは「高い効果」というメリットだけでなく、デメリットも伴うということを覚えておきましょう。

デュタスは未認可の治療薬

デュタスは、有効成分デュタステリドを配合したAGA治療薬アボダートのジュネリック医薬品になります。日本において、デュタスは前立腺肥大症の薬として認可されていますが、AGA治療薬としては未認可の医薬品です。認可されていないということは、万が一重い副作用が出ても、国は保証してくれません。さらに、間違った飲み合わせや過剰摂取を続けてしまったことで、効果が得られないばかりか重度な副作用を引き起こす危険性もあります。

またAGA治療でデュタスを使用する際は薬局から処方してもらうことはできず、海外から個人輸入しなければなりません。粗悪品やコピー商品が届いたり、お金を払っても商品が届かなかったりするケースもあるので、購入する際は注意が必要です。

デュタス使用時の副作用発症頻度

デュタスを使用すると性欲減退・勃起力低下・体が女性化するといった副作用が生じる可能性があり、その発症頻度はプロペシアの2倍以上だと言われています。

副作用の発症頻度を比べてみると、1年間で副作用が発症したのはプロペシア臨床試験276例中、11例(4.0%)。主な症状は性欲減退・勃起機能不全・全身倦怠感・肝機能障害です。

一方ザガーロでは、557例中95例(17.1%)の副作用が確認されています。ザガーロによる副作用の詳細は勃起不全が24例(4.3%)、性的欲求が弱まる「リビドー減退」が22例、精液量減少が7例(1.3%)です。他にも肝機能障害や黄疸、ガンなどの重大な副作用も挙げられます。デュタスは効果が高い分、副作用が発症しやすいのです。

女性へのリスク

デュタスは女性の薄毛FAGEの改善効果に繋がらない成分であるだけでなく、妊娠中や妊娠の可能性がある女性にとっては害になる成分です。

デュタスの働きは、抜け毛を促進させる男性ホルモンを阻害すること。しかし妊娠中の女性が吸収してしまうと、胎児が男性の場合、生殖器の形成を阻害してしまいます。さらに微量であっても妊娠女性への影響は大きく、錠剤を踏んだり割ったりした時に出た成分の一部が皮膚に触れただけでも吸収してしまい、悪影響を及ぼす可能性が。そのため女性の手に触れないように気をつけたうえで、一緒に住むパートナーや家族にはデュタステリドの注意点を伝える必要があります。

デュタス使用者の子作りについて

デュタスを服用した場合、性欲減退や勃起不全といった副作用が子作りに影響を及ぼす場合もありますが、そのような副作用が出ていない場合は子作りに大きな影響はありません。パートナーや妊活への影響はないので、デュタスを服用しながらの子作りも可能です。

精液中にデュタスの成分はごくわずかではありますが含まれますが、赤ちゃんに影響を及ぼす量ではありません。心配する必要のない量ですが「生まれてくる我が子のために念には念を入れておきたい」という場合は、服用を控えた方が安心できるでしょう。

デュタスを服用する際に注意すべきは、子作り中ではなく妊娠した後。男性ホルモンの働きを抑制する成分が男の胎児の発育に悪影響を及ぼす可能性が高いのです。そのため、妊婦が触れないように内服薬の扱いや管理を徹底する必要があります。

デュタスの偽物に関するリスク

デュタスの主な入手経路は海外からの個人輸入になります。AGA治療薬であるアボダートのジェネリック医薬品として開発され、医者からの処方が必要な医療用医薬品に含まれるため薬局では手に入りません。そのため注意したいのが偽物の治療薬のリスク。自分の力だけで個人輸入を行なうのは少し面倒な手続きがあるため現状ほとんどの人が代行業者に輸入を任せていますが、業者の中にはデュタスと偽り別の治療薬を送りつけてくる業者もいるので注意が必要です。

成分や効果が保証されていない薬を服用すると、お金がかかるばかりで効果があらわれないばかりか、逆に大量の抜け毛が起きたり、健康を害したりといった危険性も考えられます。予期せぬトラブルにつながる可能性が高いので信頼できる薬かどうかをきちんと判断することが大切です。

献血時のリスク

デュタスを服用している間は献血を受けることができないので覚えておきましょう。デュタスには妊娠中の女性が触れてしまうと胎児の性器形成に影響を及ぼす危険性のある副作用があります。服用中は成分が血液に含まれている状態なので、輸血によっても副作用があらわれてしまうのです。

デュタスを服用した男性が献血を行ない、その血液が妊娠中もしくは妊娠する可能性がある女性へと輸血された場合、奇形児が生まれてしまう危険があります。また授乳中の女性に輸血されてしまった場合も男児の成長に悪影響を与えてしまう恐れがあるでしょう。服用をストップしてから1ヶ月すると献血が可能になると言われていますが、献血を受けるなら、念のため医師の指示のもとで適切な期間をあけるようにしてください。

副作用のリスクを抑えるには

インターネットで入手できる安価なデュタスで治療できれば、お得にAGAを改善できるのは確かです。しかし、副作用のリスクが高いことや偽物を購入してしまう危険性を考えると、安易に手を出すのは得策とは言えません。副作用のリスクを抑えて安全にAGAを治していくには、やはりクリニックで治療するのが一番です。AGAは複数の治療法が開発されており、自分に合った治療を受けることが改善の近道になります。

体質や症状によって一人ひとりに最適な治療法は変わってくるので、専門医の診断をきちんと受け、自分にピッタリの治療法を提案してもらうべきでしょう。無料カウンセリングがあるクリニックなら、費用やスケジュールの悩みも気軽に相談できますよ。

副作用が起こったら…

デュタスを服用したことで副作用が起こってしまった場合は、速やかに服用を中止して様子を見るようにしましょう。軽い症状でしたら徐々に改善しますが、一度専門クリニックを受診して、治療を受けることをお勧めします。

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