デュタスの効果と使用時の注意点

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[記事公開日]2018/02/22
[最終更新日]2018/06/08
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デュタス

デュタスはインドの製薬会社が開発した、AGA治療薬であるアボダートのジェネリック薬品です。脱毛だけでなく育毛にも効果があるとされるデュタステリドを有効成分としていて、AGAによる薄毛の改善に効果的だとされています。

デュタスとは?

フィナステリドの1.5倍の発毛効果でAGAを改善する

デュタスとは、ジェネリック大国のインドの製薬会社「ドクターレッディースラボラトリーズ社」が、デュタステリド配合のAGA治療薬「アボダート」のジェネリック医薬品として開発・製造されている製品です。製造元であるドクターレッディースラボラトリーズ社は、世界で十指に入るジェネリック医薬品の販売会社で、開発や製造まで行っています。2011年には、日本の富士フイルムとも業務提携をしており、世界的に信頼性の高い製薬会社です。

プロペシアよりも効果が高いとされるアボダートと、ほぼ同一の成分で作られており、主となる有効成分はデュタステリドとなります。デュタステリドは、AGAの原因である男性ホルモン・DHTを生成する5a-リダクターゼをⅠ型Ⅱ型ともに抑えることができ、Ⅱ型にしか働かないプロペシア(フィナステリド)に比べて、1.5倍もの効果が期待できるとされています。そのため、脱毛抑制効果だけではなく、育毛にも効果があるとされ、現在AGA治療薬として注目を集めているのです。

デュタスの効果について

AGA治療薬としての効果が高く、価格も安いことで人気のデュタス。その効果は薄毛の治療薬として有名なプロペシアより高いのだとか。主にM字型の薄毛に効くと言われています。

デュタスの発毛効果

デュタスに含まれる有効成分デュタステリドは、プロペシアに含まれる有効成分フィナステリドに比べ1.5倍の発毛効果があると報告されています。男性ホルモンに働きかけることで抜け毛を防ぐデュタスは、ザガーロのジェネリック医薬品アボルブと比較しても価格がリーズナブルなのが特徴です。

AGAによる脱毛は男性ホルモンに含まれるジヒドロテストステロンが増加することによって頭皮に悪影響を及ぼします。このジヒドロテストステロンはテストステロンと5aリダクターゼが結合することによって生成されるのですが、デュタスに含まれる有効成分デュタステリドが5aリダクターゼの活動を抑え、テストステロンと結合することを防ぎます。こうした働きにより、デュタスを服用することで頭皮の環境が改善されるのです。

また、5aリダクターゼには2種類あり、1型と2型が存在しています。1型が増えると前頭部が薄毛になって、2型が増えると頭頂部が薄毛になることが多いのが特徴です。プロペシアは2型にしか効果を発揮しませんでしたが、デュタスは1型と2型の両方に効果があると報告されているのです。

つまり、AGAと診断されてプロペシアを服用しても効果がなかった人におすすめできる治療薬と言えます。ただし、プロペシアよりも効果が高いということは、それだけ薬が強いので副作用にも気をつける必要があるでしょう。

M字型の薄毛に効果的

薄毛や抜け毛の原因でもある5aリダクターゼには1型と2型の2種類があります。デュタスに含まれている有効成分デュタステリドは、1型・2型両方の5aリダクターゼを抑制する効果があるのです。つまり、AGAには2種類の薄毛タイプがあり、デュタスを服用することでどちらのタイプのAGAも治療が可能。1型による薄毛は前頭部が薄くなるという特徴があるので、M字型の薄毛に高い効果があると言われているのです。

効果が出るまでの期間

アボダートのジェネリック医薬品であるデュタスは、効果がみられるまでに少なくても6ヶ月はかかると言われています。薬を服用したら体内に摂取されるため、目に見えた効果はなくとも、きちんと作用しています。ただし、髪の毛というのは日々少しずつ成長するもの。毛髪が伸びるためには時間が必要なのです。健康な人でも1ヶ月に1cmと言われています。そのため、はっきりと効果を実感するためには最低でも6ヶ月という時間が必要になるのです。

ザガーロとの違い

有効成分がほぼ同じザガーロとデュタスの決定的な違いは、日本の医療において承認されているかいないかということです。有効成分デュタステリドが含まれている治療薬で、日本で承認されている薬はザガーロとアボダート、ジェネリック医薬品であるデュプロストだけです。つまり、日本では、デュタスはAGAの治療薬として認められていないのです。

しかし、デュタステリドが含まれている治療薬を病院やクリニックで処方してもらうと価格が高いのが現実。デュタスは海外の治療薬で価格は安いのですが、承認されていない薬なので個人で購入するしかありません。当然ながら個人輸入、通販で購入した薬は何が起きても自己責任。クリニックの専門医が処方する薬と違って高いリスクを伴うため、服用する際は充分に気をつける必要があるでしょう。

デュタスが有効な部位

男性型脱毛症に効果的といわれているデュタスは、世界中で評価されている治療薬です。デュタスは、生え際(M字)の脱毛を改善するために処方されることが多いのですが、頭頂部にも効果を発揮するとされています。

M字が薄くなってしまう原因は、5α-リダクターゼという酵素の働きによって、男性ホルモンが過剰に分泌されてしまうためです。5α-リダクターゼには、主に皮脂腺に存在し体中にあるI型と、主に毛乳頭や生え際、頭頂部などに存在するII型があります。デュタスに含まれるデュタステリドという成分は、I型の5αリダクターゼにも、II型の5α-リダクターゼにも効果があるといわれているのです。そのため、デュタスは生え際だけではなく、頭頂部の薄毛にも効果が期待できます。

デュタスが対応できる脱毛の種類

AGA型脱毛症

デュタスで改善が期待できるのが、男性型脱毛症(AGA)です。AGAは思春期以降の成人男性に多く見られる脱毛症で、男性ホルモンが大きく影響しているとされています。男性ホルモンのテストステロンに5a-リダクターゼ(5a還元酵素)が結合すると、ジヒドロテストステロン(DHT)が生成されます。このDHTは、毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体に結合して、髪の成長を阻害し脱毛を早めるようにしてしまいます。そのため、DHTが多く生成されると薄毛が進行してしまう、AGA脱毛症となってしまうのです。デュタスの有効成分デュタステリドには、AGAの原因DHTを生成する5a-リダクターゼⅠ型Ⅱ型ともに働きを阻害する作用があるので、AGAの進行を抑制し薄毛を改善する高い効果が望めるのです。

デュタスが対応できない脱毛の種類

デュタスは5a-リダクターゼを阻害し、DHTの生成を抑制するため、AGAの治療に特化した薬とされています。そのため、対応できない薄毛の症状もいくつか挙げられています。それでは効果の期待できない脱毛症についてご紹介しましょう。

円形脱毛症

円形脱毛症とは、頭髪の一部分に円形または楕円形に髪が抜けてしまう脱毛症状です。この円形脱毛症は過度なストレスがかかることで発症するとされており、そのためデュタスなどのAGA治療薬での改善は難しいとされています。円形脱毛症は要因となっているストレスが緩和されれば、脱毛していた箇所も自然と改善されていくそうです。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症は、頭皮に皮脂が過剰に分泌されることで起こる脱毛症です。多すぎる皮脂が毛穴に詰まってしまうと毛根が炎症を起こし、髪の毛が抜けるようになってしまうのです。脂漏性脱毛症も原因が皮脂の過剰分泌にあるため、AGA治療薬の服用よりもまず、皮脂の分泌を抑えて頭皮環境を整えることが、改善のために有効となります。

h4>機械性脱毛症

機械性脱毛症は、頭皮に対してなんらかの物理的な負荷がかかり続けることで起こる脱毛症状です。仕事などで1日中髪を縛り続けなければならなかったり、ヘルメットの着用が必須だったりする方に現れやすいとされています。こちらの脱毛症状も、頭皮にかかっている負荷を取り除いてあげることで、徐々に改善されていくとされています。。

抜毛症

抜毛症は、自分で一部分の髪の毛を抜いてしまうことで起こる脱毛症状です。幼少期によく見られるとも言われており、精神的なストレスなどがこのような症状となって現れるとされています。一種の癖のようなものなので、脱毛してしまう箇所や形は人それぞれです。この症状を落ち着けるには、やはり精神的に安定することが大切だそうです。

薄毛に有効なデュタスの配合成分

AGAの大元、5a-リダクターゼを強力に阻害する成分

AGA脱毛症は、脱毛ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)が毛乳頭細胞に影響し、ヘアサイクルを乱すことで起こる進行性の脱毛症です。これを改善するには、DHTを抑制することが重要となります。デュタステリドには、このDHTを作り出す5a-リダクターゼ(5a還元酵素)を阻害する作用があり、DHTの生成そのものを抑制する効果があります。同様の効果を持つものに、プロペシアの有効成分であるフィナステリドがありますが、Ⅰ型とⅡ型がある5a-リダクターゼのⅡ型にしか作用しません。その点デュタステリドはⅠ型Ⅱ型ともに作用するため、フィナステリドよりも強力に5a-リダクターゼの働きを阻害するとされています。デュタステリドの効果の大きな特徴は、この強力な阻害効果による脱毛の抑制と薄毛の進行の遅延だけではなく、発毛・育毛に関してもフィナステリドよりも高い効果が期待できるという点になります。そのため、より高い改善効果を求める人たちから、とても注目されている成分です。

効果の現れ方

服用開始~3ヶ月

初期脱毛が起こるなど改善効果が感じづらい時期

プロペシアよりも薬効が強いとされていますが、服用開始から3ヶ月くらいは、改善の効果は感じづらいとされています。特にこの時期には初期脱毛が起こる場合が多く、抜け毛の量に驚いて服用をやめる方も少なくないそうです。しかし初期脱毛は、ヘアサイクルを正常に戻すための第一段階と位置づけされているため、特に強い副作用が出たというのでなければ、とりあえず効果の目安とされている6ヶ月まで、頑張って続けられることをお勧めします。

3~6ヶ月

デュタスによる効果が、徐々に実感できるようになってくる時期です。薄かった箇所の髪が伸び始め、抜け毛の量も減るなど目に見える形で育毛効果が現れてきます。服用してから半年が効果の目安とされていますので、6ヶ月間使用しても効果が感じられなかった場合は、薬の成分が合わなかったか、AGA以外の脱毛症であることが考えられます。そういった方は、現在の対策法を見直し、より適した改善方法を知るためにも、専門の医師に相談されることが勧められています。

6ヶ月~1年

抜け毛の量が激減し、しっかりとした髪が増えてきます。頭頂部の薄毛はほぼ埋まるようになり、前頭部に関しても発毛が感じられるようになるそうです。また、髪がしっかりするため、シャンプーも安心してできる、という人も多くいらっしゃいました。しかしこの時期になると、目に見える発毛効果が徐々に落ち着いてきます。そのため、使用する目的が髪の毛を増やすことから、現状維持へとシフトしていく時期でもあります。

処方される方法

病院での処方

ジェネリック医薬品と呼ばれるAGA治療薬の多くは、日本では認可されていない製品です。デュタスもその中の一つであるため、薬局はもちろんクリニックでも処方されることはないそうです。しかし、個人輸入で購入することは許可されており、個人輸入代行業者のサイトからネット注文で購入することができます。ただ、薬の購入・使用に関して何かトラブルがあったとしても、全て自己責任になりますので利用するには注意が必要です。

個人輸入業者からの購入

輸入代行業者のサイトから、必要な商品や数量などを指定して注文をします。個人輸入に関する面倒な手続きなどは、全て輸入代行業者が行ってくれるので、手軽に発注することができ便利です。注文から日にちはかかりますが、直接手元に配送されます。

メリット

デュタスはアポダートのジェネリック医薬品となりますので、オリジナル薬のアポダートとほぼ同じ成分を持ちながら、価格が安いのが大きなメリットと言えます。AGA治療には長期間の服用が求められますので、これは大きな魅力です。

現在個人輸入を行う場合は、輸入代行業者のサイトを利用してネット注文を行うのが主流となっています。発注をするのに時間的な制約がなく、自宅から手軽に注文ができるというのは、忙しい人にとても適していると思います。

デメリット

海外製の薬品には、偽造医薬品も多くあると言われています。こうした粗悪品を使用してしまった場合、どんな悪影響が出るかわかりません。このような偽物を購入しないためには、信頼できる業者から発注することが肝心です。

デュタスを個人輸入した場合、購入時や服用時に何かトラブルが起こったとしても、製造元や代行業者が対応してくれるわけではなく、全て自己責任ということになります。もちろん認可外の薬ですので、国も保証は行っていません。

用量・用法について

継続して服用する

デュタスを服用することによって、目に見える発毛効果が現れるのは、服用後6ヶ月が目安とされています。そのため、最低でも6ヶ月間は、継続して服用していく必要があるとされているのです。ただし、薬を多く飲んでも効果が早まったりするわけではなく、かえって副作用のリスクが心配されますので、1日1錠の用量は守って服用してください。

服用する時の飲み物について

デュタスを服用する際は、一般的な薬と同じく水での服用が勧められています。水は身体に吸収されやすいため、同時に飲む薬の成分も吸収されやすくなるというメリットがあるからです。それと同じ理由で、ジュースや牛乳で飲んでしまうと吸収を妨げてしまう恐れがあり、またジュースや牛乳の成分と薬の成分が相反する可能性もあるため避けるように言われています。

時間を決めて服用する

デュタスの有効成分であるデュタステリドの効果は、24時間持続するとされています。そのため、効果のなくなる24時間ごとに服用することで、血中のデュタステリドの濃度を一定に保ち、DHTを抑制し続けることが可能になります。ですので、24時間の薬効を継続しやすいよう、1日のうちに朝食後など、時間を決めて服用するようにすると良いでしょう。

デュタスを服用する上での注意点

服用してはいけない人

●過敏症の既往歴がある方

普通は反応を示さないような低刺激に反応して、体に何かしらの症状が発症することを過敏症といい、一般的にはアレルギーやアナフィラキシーと言われています。こうした過敏な状態の体には、摂取後のリスクが生じやすいとされています。

●女性

デュタスは成人男性向けに開発されたAGA治療薬ですので、女性が服用した場合重大な副作用が出る恐れがあります。特に妊娠している・妊娠の可能性のある女性は、胎児への影響が懸念されるため、触れるのも禁忌とされています。

●肝臓の疾患がある人

薬を服用すると、肝臓で分解が行われるため負担がかかります。特にデュタスは長期服用が基本となりますので、もともと肝機能の低下が疑われる疾患のある方は、肝臓に負担がかかることで重篤な症状へ移行する危険性が指摘されています。

●未成年

デュタスの有効性は成人男性で確認されたものであり、未成年に関しては安全性・有効性ともに確認がされていません。そのため、身体にどのような悪影響が出るのかわからないため、未成年の服用は禁止されています。

●輸血、もしくは献血する予定がある人

デュタスを服用中は血中にデュタステリドが含まれるため、血液を他の人に提供するような行為は禁じられています。服用中止後も、血中から成分がなくなる最低でも半年間は、献血を行わないように注意がされています。

他の薬との併用

育毛剤や風邪薬などの併用について

プロペシアなど、デュタスと同じく5α-リダクターゼ(5α還元酵素)を阻害する成分が含まれる薬剤との併用は避けてください。同時に併用しても同じ作用の成分同士のため、相乗効果というのは期待できません。それどころか、過剰摂取となってしまうため副作用のリスクを高める危険性があります。また、他の疾患で日常的に薬を服用している方も、飲み合わせによっては副作用の危険性もありますので、デュタス使用前に医師に相談してください。

その他

アルコールについて、持病がある人についてなど

アルコールを多量に飲まれる方は、肝臓には相当負担がかかっていると考えられます。その上でデュタスを服用すると、肝臓にさらなる負担をかけ、肝機能障害など重篤な症状へ発展する可能性があります。また持病をお持ちの方も、服用前に医師に相談されることをお勧めします。

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