フィンペシアの副作用について

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[記事公開日]2018/02/22
[最終更新日]2018/02/28
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化学記号

副作用について

安価でプロペシアと同様の効果が期待できるとして、人気のあるフィンペシアですが、副作用に関してもプロペシアと同じような症状が挙げられています。それでは、フィンペシアにいわれる副作用について解説していきます。

フィンペシアの副作用について

性的不全

フィンペシアの服用でも、精力や性欲の減退や、勃起不全などの性的不全症状が副作用としてあげられています。プロペシアと同様、フィンペシアにもフィナステリドという成分が配合されています。フィナステリドには、5a-リダクターゼ(5a還元酵素)の働きを阻害し、男性ホルモン(テストステロン)からDHT(ジヒドロテストステロン)が作られるのを防止する作用があります。DHTはAGAを引き起こす原因であるため、フィナステリドのこの作用はAGAの改善に高い効果を発揮するのですが、反面で男性ホルモンを抑制し、性的不全症状を引き起こすのではないかとも考えられています。しかし、性欲に関連しているテストステロンには、フィナステリドは影響しないため、実際には正確なメカニズムはわかっていません。ただ、フィナステリドを飲み始めると、睾丸に痛みや違和感が生じることが報告されています。この症状は血中のDHT濃度が急激に下がることが影響しており、これが性欲減退に繋がっているのではとも考えられています。

肝機能障害

フィンペシアの副作用の中でも、重篤な副作用としてあげられるのが肝機能障害です。肝臓は食べ物や飲み物、アルコールなどを分解する働きを持った臓器です。そのため、暴飲暴食や過度なアルコールの摂取などがあると、肝臓はオーバーヒートを起こし、機能が低下してしまうのです。フィンペシアの服用は、毎日継続していかなければならないため、その分肝臓へも負担をかけるとされています。これは、他のどの内服薬においても言えることなので、フィンペシアが特別というわけではありませんが、もともと肝機能が低下している方やお酒を好み多く飲む方、または容量を超えて過剰摂取するなどした場合、症状が現れやすいとされています。しかし肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるほど自覚症状が現れづらく、気付いた時にはかなり重篤な状態になっている場合もあります。肝機能に関して不安のある方は、できれば服用を避けていただくか、服用前に医師に相談されることをお勧めします。

フィンペシアには、怖い副作用として発がんリスクが挙げられます。フィンペシアの場合、コーティング剤に使われている着色料「キノリンイエロー(フィンペシアイエロー)」に、発がん性の疑いがあるそうです。この着色料は、日本国内では化粧品などへの添加は承認されていますが、食品への添加は人体に影響があるとして禁止されています。フィンペシアは海外製であるためこの着色料が使われているため、癌の危険性が指摘されているのです。

中でも、男性ホルモンを抑制することで、正常な前立腺への影響も懸念されており、前立腺がんの危険性が高いそうです。他にも、フィンペシアを飲んで胸が膨らんだという、女性化乳房という副作用もありますが、それは身体で女性ホルモン値が上がってきているサイン。その状態から発展してしまうと、男性では珍しい乳がんを発症する場合もありますので、兆候が見えたら一度詳しく病院で検査してもらうと良いでしょう。

うつ

フィンペシアを服用することで、やる気が出ない、気分が落ち込むといったうつ症状が現れる場合があります。フィンペシアがうつ症状を起こす明確なメカニズムはまだわかっていませんが、AGA治療には有効となる男性ホルモンへの作用がホルモンバランスを崩し、それが自律神経の乱れへと繋がることとなり、うつ症状が現れやすくなるとされているのです。やる気が出なかったり気持ちが落ち込むといったものだけではなく、イライラしやすくなり、怒りっぽくなる人など、症状の現れ方については個人差があるようです。ただうつ症状が進行してしまうと、日常生活にも影響を及ぼしてしまいます。フィンペシアの服用を始めてから、急激な精神的変化を感じたり人から指摘されたりした時は、フィンペシアの副作用としてうつ症状が始まったと考えられます。ですので、その場合は速やかにフィンペシアの服用を中止し、専門の医師に相談するようにしてください。

頭痛・腹痛

フィンペシアは、毎日の服用を長期間続けることが、治療の前提となっています。フィンペシアで副作用を発症するのは、確率的に低いとされていますが、全く起こらないとは限らないというのが現状です。フィンペシアの副作用の中には、頭痛・腹痛・下痢・胃の不快感といった、体調不良といえるものも報告されています。症状的には軽いものですが、これが毎日続くとなると、やはり気になってしまいます。こうした体調不良は、肝機能が低下しているために起こると考えられています。フィンペシアを毎日服用し続けることで肝臓に負担をかけ、その機能が低下してしまうことが大きな要因となっているそうです。軽い症状である体調不良までならばまだ良いですが、肝機能障害を悪化させることになってしまった場合、重篤な症状へと発展してしまう恐れがあるので、服用するようになってから体調不良が現れた時は、速やかに医師に相談するようにしましょう。

ポストフィナステリド症候群

プロペシアの服用を中止した後に起こる後遺症を、PFS(ポストフィナステリド症候群)と呼びます。プロペシアとフィンペシアはどちらもフィナステリドを主成分としているAGA治療薬。そのため、フィンペシアでも同様の症状が見られる可能性があるのです。

主な症状として性欲減退や勃起不全、抑うつ症状など、性機能や精神面への影響が見られます。なかでも性欲減退はプロペシアの代表的な副作用で、妊活を目的にプロペシアの服用を中断する人もいるほど。しかし服用を中止したにも関わらずPFSという形で、副作用と同じ症状が続く場合もあるのです。恐ろしいことに、PFSの症状は永続的に続く可能性があり、数カ月で改善した人もいますが、何年もPFSの症状に苦しんでいる人もいます。PFSが日本国内で知られるようになったのは、海外での報道をきっかけにネットニュースでの報道が広がりはじめた2012年頃。この症状が問題視されはじめてから数年しか経っていないため、まだ原因が完全に特定できておらず、治療法が確立されていません。

ポストフィナステリド症候群

プロペシアの服用を中止した後に起こる後遺症を、PFS(ポストフィナステリド症候群)と呼びます。プロペシアとフィンペシアはどちらもフィナステリドを主成分としているAGA治療薬。そのため、フィンペシアでも同様の症状が見られる可能性があるのです。

主な症状として性欲減退や勃起不全、抑うつ症状など、性機能や精神面への影響が見られます。なかでも性欲減退はプロペシアの代表的な副作用で、妊活を目的にプロペシアの服用を中断する人もいるほど。しかし服用を中止したにも関わらずPFSという形で、副作用と同じ症状が続く場合もあるのです。恐ろしいことに、PFSの症状は永続的に続く可能性があり、数カ月で改善した人もいますが、何年もPFSの症状に苦しんでいる人もいます。PFSが日本国内で知られるようになったのは、海外での報道をきっかけにネットニュースでの報道が広がりはじめた2012年頃。この症状が問題視されはじめてから数年しか経っていないため、まだ原因が完全に特定できておらず、治療法が確立されていません。

フィンペシアは未認可の治療薬

AGA治療薬の中では、プロペシアが日本国内で厚生労働省からの認可を受けていますが、その1/10の値段で手に入るフィンペシアは安全性や有効性が証明されておらず、未認可の治療薬となっています。国内での製造・販売が許可されていないため、入手する方法は実質的には個人輸入のみ。

ネットを通じた個人輸入の場合は偽物が届く可能性が高く、健康被害を招く場合があります。本物のフィンペシアであればプロペシアと同じようにフィナステリドを有効成分としているので、薄毛の原因である男性ホルモンを抑制する効果が期待できるでしょう。しかし副作用に関して未知数な部分も多い治療薬。

国内では未認可故に、安全性の課題を充分にクリアできておらず、使用を推奨しないクリニックや専門家も多い薬です。より確実で安全性の高いAGA治療を考えるのであれば、クリニックで処方を受けられるプロペシアが良いかもしれません。

フィンペシア使用時の副作用発症頻度

フィンペシアと同じようにフィナステリドを主成分とするプロペシアの副作用発生率は、臨床試験の結果によると全体の1~5%程度。その数字を見ると、副作用が起こりやすい治療薬ではないと言えます。

しかし、フィンペシアの場合は国内で認可されていないため、どのような症状が出るのかわからない部分もあります。また海外の業者から個人輸入した場合、フィナステリドとは異なる成分を含んだ偽物が届いてしまう可能性も。その場合は、頭痛や性欲減退といったフィナステリドが持つ副作用よりも、さらに怖い副作用が発生する危険性があります。

発症率が数%なのは、あくまでも主成分が同じであるプロペシアの副作用のことであることをおさえておきましょう。

男性胎児への影響

米国のFDAでは、フィナステリドの成分が「妊娠中の女性の体内に入ると、男の胎児の生殖器に影響を及ぼす可能性がある」として、注意喚起を行っています。妊娠中、あるいはその可能性のある女性が身近にいる場合、フィナステリドの成分が女性に触れないように注意しなければなりません。

錠剤の状態だとコーティングされているのでフィナステリドの成分が空気中に舞うことはありませんが、誤って踏んでしまった時や錠剤を分割した時にはフィナステリドの成分が飛んでしまう危険性が。

また、ごくわずかな量ではありますが、服用中は精液にもフィナステリドの成分が含まれるので、注意が必要です。

フィンペシア使用者の子作りについて

フィナステリドの副作用によって性欲減退や勃起不全の症状が見られる場合がありますが、精子の質を変化させて男性不妊の原因になることはありません。

妊娠にいたるまではフィンペシアによる影響を受けませんが、最も注意すべきは妊娠後。フィナステリドの成分は妊娠中の女性に悪影響を及ぼし、胎児が男性だった場合には生殖器の形成に問題が生じます。

皮膚の表面からも吸収される可能性が高いため、女性の場合は触るだけでもNG。そのため、パートナーに妊娠の可能性がある間はフィンペシアの取り扱いを充分に注意して、保管場所についてふたりで話し合っておく必要があります。

フィンペシアの偽物に関するリスク

服用を勧めない医師が多いため、日本でフィンペシアを入手する方法は実質的にネットを利用した個人輸入に限られています。海外の業者は商品が届かない、連絡がつかないといったトラブルに見舞われる可能性が高いうえに、偽物のフィンペシアを送ってくる場合も。届いた薬にフィナステリドが含まれていないケースや、人体に悪影響を及ぼす成分を含まれている可能性もあるので、個人輸入には危険が多いのです。

フィンペシアに限らず、AGA治療薬は効果が出るまでに少なくとも半年の時間がかかります。そのため、例え効果が期待できない偽物を服用していたとしても、気付くまでに時間がかかります。

もちろん、本物であったとしても必ず発毛するという保証はありません。「効果のない偽物かもしれない…」というストレスを抱いたままでは精神的な負担も大きく、薄毛を防ぐ効果が弱まってしまう可能性も。効果にこだわるのなら、国内で認可されているプロペシアを医師の診断のもと処方してもらったほうが良いでしょう。

献血時のリスク

妊婦さんや授乳中の女性に輸血される可能性があるため、フィンペシアを服用している間は献血を行うことができません。万が一女性の体に輸血された場合、胎児や授乳を行う乳児が男の子だと男性器が正常に育たない可能性があります。

原因は、男性ホルモンであるDHTの働きを抑制させるフィナステリドの作用。DHTは思春期以降であれば薄毛の原因となるやっかいな存在ですが、胎児にとっては男性器を形成するうえで大切なホルモンなのです。フィンペシアだけでなく、プロペシアやファイザーなどフィナステリドを主成分とする薬を服用している場合も献血ができません。

血中濃度がフィナステリドの影響を受けるのは1ヵ月ほど。服用を続けている期間はもちろん、服用をやめた後でも1ヵ月以上の期間を空けてから献血を行ってください。

副作用のリスクを抑えるには

フィンペシア最大のメリットは、プロペシアの1/10ほどの価格で入手できる安さでしょう。しかし偽物による健康被害、国内で認可されていない点への不安もあり、安さ相応というよりもデメリットの方を強く感じる人もいるのではないでしょうか。

AGA治療を行う目的は、抜け毛の防止や発毛促進といった結果を出すこと。それにも関わらず、結果が出るかどうか疑わしい治療薬を「安いから」という理由だけで個人輸入しては、時間とお金をムダにする結果になりかねません。最悪、含有成分により健康被害を招くことも…。

リスクをおさえる最善の策は、AGA治療を行うクリニックで医師に診てもらい、適切な治療薬を処方してもらうこと。経験豊富なクリニックであれば、これまでに培ってきたノウハウをもとに最適な治療法を提案してくれます。リスクが少ないことはもちろん、効率的な治療法となるでしょう。安さだけに目を向けて大切なお金、時間、そして髪を失わないように、頭髪のエキスパートである医師に相談しながら治療を進めてください。

副作用が起こったら…

フィンペシアは日本では未認可の海外製の薬であるため、副作用に関しても十分に理解して注意することが大切です。もしも副作用が起きてしまったら、薬の服用を速やかに中止して、早めに病院へ行って医師に相談するようにしましょう。

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