プロペシアを服用しても抜け毛が止まらない理由と対策

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[最終更新日]2018/10/05
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効果なし?プロペシアを使っても抜け毛が止まらない

抜け毛

プロペシアを飲んでいるけれどなぜか抜け毛が止まらない。と困っている方は少なくありません。

なぜ抜け毛が止まらないのか、考えられる原因と対策を解説いたします。プロペシア自体が悪いと自己判断でやめてしまう前にご覧ください。

※プロペシアをはじめとしたAGA治療薬には、予期せぬ副作用やリスクが考えられるので、個人での利用はおすすめできません。効果を実感できる場合でもできない場合でも、医師の診察とアドバイスがあることで、安全性は大きく変わってきます。できるだけ専門クリニックでの診察を受けてから処方を受けてください。

全国のAGAクリニックまとめ

プロペシアを飲んでも抜け毛が止まらない理由

「病院でもらえる育毛剤だから効くはず!と思っていたが、半年たっても変化見られず…。すぐに効果はあらわれないと知っていたので、様子を見ていましたがそれでも変わりませんでした。」

「8ヶ月くらい続けていますが、これといった効果が見られません。頭頂部を毎日チェックしていたので変化には敏感なのですが、抜け毛が止まらないため徐々に薄くなっていることしかわかりません。」

口コミのように「変化が見られない」「抜け毛が止まらない」という方が多くいらっしゃいます。変化が起きない理由として考えられるものは2つあります。

  1. AGA(男性型脱毛症)ではない
  2. プロペシアが効かないAGAタイプ

それぞれ詳しく解説します。

理由1:AGA(男性型脱毛症)ではない

プロペシアはAGAに効果があるとされているもので、円形脱毛症や脂漏性脱毛症などAGA以外の脱毛症には効果がありません。

なぜなら、プロペシアは男性ホルモンに影響を及ぼす薬だから。AGAは男性ホルモンが原因で薄毛を引き起こしますが、円形脱毛症はストレスや生活習慣が原因と言われています。アプローチするべき対象が男性ホルモンとストレスとで全く異なるため、プロペシアはAGA以外の脱毛症には効果がみられないのです。

AGAではないにも関わらずプロペシアを飲んでいるということは、病院にてAGAだと間違えて診断されたか、自己判断でAGAと考えている人だと思われます。間違えて診断された可能性がある方は、セカンドオピニオンへ。自己判断でプロペシアを服用している方は一度病院で正しい判断をしてもらうと良いでしょう。

理由2:プロペシアが効かないAGAタイプだった

AGAの原因には2種類あり、その内1つはプロペシアが通用しません。プロペシアが効かないAGAタイプは5aリダクターゼ1型が原因となっているタイプです。

まず5aリダクターゼについておさらいしましょう。

5aリダクターゼとは男性ホルモンをより活発にさせる酵素。男性ホルモンが活発になると、正常な髪の成長が乱れてしまうため、活発になる原因の5aリダクターゼの働きを抑制することが抜け毛防止に繋がります。

プロペシアは5aリダクターゼを抑える薬です。

5aリダクターゼは1型と2型の2種類あります。1型は男性ホルモンを活発化させる働きが弱く、2型は強い働きを持っています。1型が原因の人は元々男性ホルモンへの働きが大きくないため、プロペシアを飲んでも大きな効果を期待できません。そのため、プロペシアを飲み続けても1型には影響が出ず、効果が見られない結果となっているのです。

AGAの原因となっているのが1型か2型かで処方される薬が異なりますので、一度病院にて診断してもらうと、自分にあった薬がわかるかもしれません。

逆に増えた?プロペシアを使って抜け毛が倍増

「服用前は1日100~120本くらいだったのが、服用後から200本くらいになりました。いきなり増えたのがすごく怖いです」

「2ヶ月くらい抜け毛が増え続けている状態。服用は続けていますがどうなることやら…。」

先ほどは、プロペシアを飲んでも変化がなかった・抜け毛が止まらない。というパターンの解説でした。次は口コミのように「服用してから抜け毛が増えた」というパターンについて解説します。プロペシアを服用することで何が起こるのか、どういった原因が考えられるのかを見ていきましょう。

抜け毛が増えた理由

●初期脱毛

プロペシアを服用してから抜け毛が増えるほとんどの理由は、初期脱毛という副作用のためだと考えられます。

初期脱毛は毛のサイクルを正常化させるための最初の段階なので、どうしても避けて通れません。太くて元気な髪の毛をこれからどんどん育てていくための準備期間と考えてください。

ここでやめてしまってはプロペシアを試した意味がなくなってしまいます。

初期脱毛はおよそ2ヶ月ほどで収まります。もちろん人によって異なりますが、半年も続くようでしたら効果を疑ったほうが良いかもしれません。

●ニセモノのAGA薬

2ヶ月以上経っても抜け毛の勢いが衰えない…。その場合は、もしかするとニセモノの薬を服用しているかもしれません。

海外には、プロペシアと同じ成分を含んでいるフィンぺシアという薬が売られています。日本では認められていないため、国内にはまだ売られていません。

そのため海外の個人サイトから輸入している人がいます。

その時輸入するサイトが本当に信頼できる団体なのかどうかを判断するのは至難の業です。安さを優先するあまり、ニセモノに引っかかってしまう可能性が少なくありません。

このニセモノ薬は厚生労働省や医療関係サイトでも取り上げられている問題です。

医療用医薬品のニセモノの流通は、医薬品を使用される患者様、医療関係者を含む医療業界全体の大きな問題点となっており、現在報告されているニセモノは製薬会社以外の別のところでつくられていることも多く、安全性が確認されていないものがあります。
ニセモノの主な流通経路は、インターネットなどでの個人輸入によるものであると考えられており、ニセモノを服用した場合は思いがけない健康被害が発生する可能性があります。ニセモノを服用しないために、厚生労働省の「医薬品の個人輸入に関する注意喚起について」に基づき、医療機関を受診し、医師の処方により正しく服用することをお薦めします。[注1]

ニセモノを服用したがために、健康被害にあうこともあります。
身に覚えのある場合は、一度服用を止めて近くの病院で薬と頭皮の状態を見てもらうようにしましょう。

プロペシアは科学的根拠のあるAGA治療薬

プロペシアを使用しても止まらない原因と、プロペシアの服用中に抜け毛が一時的に増えてしまう理由については理解していただけたかと思います。

それでもプロペシアを飲んで本当にAGAに効果があるのか心配という人に向けて、プロペシアがAGAに有効であることを示す資料である「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」について説明します。

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」は公益社団法人である日本皮膚科学会によって作成された、日本における薄毛治療の標準的な治療内容を示したガイドラインです。

このガイドラインは科学的根拠に基づくデータをもとに作成されており、治療を行う医師と患者の双方にとって標準的な薄毛の治療法を提示するをことを目的に作成された、いわば薄毛治療の教科書といえるものです。

ガイドラインの中に記載されている治療ごとの推奨度を表にしてまとめました。

推奨度 推奨度の解説 治療の種類
A:行うよう強く勧める 少なくとも1つの有効性を示すシステマティック・レビュー/メタアナリシス、もしくは良質のランダム化比較試験(※)のエビデンスがある フィナステリド内服(男性) (プロペシア)
デュタステリド内服(男性) (ザガーロ)
ミノキシジル外用(男女)
B:行うよう勧める 少なくとも 1 つ以上の有効性を示す低質なランダム化比較試験か、良質の非ランダム化比較試験、あるいは非常に良質な分析疫学的研究のエビデンスがある 自毛植毛(男性)
LED及び低出力レーザー照射
アデノシン外用(男性)
C-Ⅰ:行ってもよい 低質な非ランダム化比較試験や分析疫学的研究、良質な複数の記述研究(症例報告など)、あるいは委員会が認める専門家委員会・専門家個人の意見のエビデンスがある 自毛植毛(女性)
アデノシン外用(女性)
カルプロニウム塩化物外用
t-フラバノン外用
サイトプリンおよびペンタデカン外用
トコナゾール外用
C-Ⅱ:行わないほうがよい 有効のエビデンスがない,あるいは無効であるエビデンスがある ビマトプロストおよびラタノプロスト外用
成長因子導入および細胞移植療法
D:行うべきではない 無効あるいは有害であることを示す良質のエビデンスがある フィナステリド内服(女性)
(プロペシア・フィンペシア)
デュタステリド内服(女性)
(ザガーロ・アボルブ)
人工毛植毛(男女)
ミノキシジル内服(男女)

※ランダム化比較試験:評価のバイアス(偏り)を避け、客観的に治療効果を評価することができる、非常に質の高い研究方法。改善度に関する主観的評価を避けるための尺度であるエンドポイント、効果の差を計測するための治療していない偽薬などを施した群、二重盲検法によって研究者がどちらが治療群かわからないようにし、治療群と対象群をランダムに割り当てるといった手法。

ガイドラインの中でプロペシアに含まれる有効成分であるフィナステリドは、男性の男性型脱毛症に対して「A:行うよう強く勧める」とされています。

フィナステリド(プロペシア)の他に推奨度Aとされているものとしては、デュタステリド(ザガーロ)の内服(男性のみ)とミノキシジルの外用薬(男女)が記載されていました。

なお、フィナステリドは女性に対しては使用することは出来ないため、女性への治療としては「D:行うべきではない」という評価となっています。

効果が実証されていないAGA治療薬が多い中、プロペシアの有効成分であるフィナステリドはAGAに対して有効であるという科学的根拠があるとして公的機関からも推奨されている数少ない治療薬であり、信頼するには十分な根拠となるでしょう。

プロペシア処方のおすすめクリニックを紹介

最後に、プロペシアを処方してもらう上で検討してもらいたい、専門知識豊富なクリニックをご紹介します。

◆表参道スキンクリニック

表参道スキンクリニックの院長である松木貴裕医師は、日本国内でのプロペシア発売に向けて臨床試験・治療を担当した医師であり、いわば日本のプロペシア研究の第一人者です。

松木医師は徹底的にプロペシアを研究したうえで、「どのような薄毛に効果があるか」「プロペシアが効かない薄毛はどうすればいいのか」を熟知されています。そこで、所属する表参道スキンクリニックでは、プロペシア処方だけでなくミノキシジル・ザガーロ・ビタミンなど様々な処方をミックスさせた独自治療『ヘアジニアス』を開発されました。

プロペシア自体も安価で提供しているので、ぜひチェックしておきたいクリニックです。

プロペシア処方価格 初回:3,980円
通常:6,000円
所在地 東京都渋谷区神宮前5-9-13 喜多重ビル4F
アクセス JR線「原宿駅」表参道口より徒歩5分
電話番号 0120-334-270

プロペシアを手に入れるには、クリニックでの処方がおすすめです。安価で安全にプロペシアをはじめとしたAGA治療薬を入手できるクリニックを、全国からピックアップしました。こちらもぜひチェックしてみてください。

全国のAGAクリニックまとめ

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