プロペシアを服用しても抜け毛が止まらない理由と対策

TOP » 治療薬 » プロペシアを服用しても抜け毛が止まらない理由と対策
[記事公開日]2018/02/22
[最終更新日]2018/03/29
374 views

プロペシアを飲んでいるけれどなぜか抜け毛が止まらない。と困っている方は少なくありません。

なぜ抜け毛が止まらないのか、考えられる原因と対策を解説いたします。プロペシア自体が悪いと自己判断でやめてしまう前にご覧ください。

効果なし?プロペシアを使っても抜け毛が止まらない

抜け毛

「病院でもらえる育毛剤だから効くはず!と思っていたが、半年たっても変化見られず…。すぐに効果はあらわれないと知っていたので、様子を見ていましたがそれでも変わりませんでした。」

「8ヶ月くらい続けていますが、これといった効果が見られません。頭頂部を毎日チェックしていたので変化には敏感なのですが、抜け毛が止まらないため徐々に薄くなっていることしかわかりません。」

口コミのように「変化が見られない」「抜け毛が止まらない」という方が多くいらっしゃいます。変化が起きない理由として考えられるものは2つあります。

  1. ●AGA(男性型脱毛症)ではない
  2. ●プロペシアが効かないAGAタイプ

それぞれ詳しく解説します。

抜け毛が止まらない理由

AGA(男性型脱毛症)ではない

プロペシアはAGAに効果があるとされているもので、円形脱毛症や脂漏性脱毛症などAGA以外の脱毛症には効果がありません。

なぜなら、プロペシアは男性ホルモンに影響を及ぼす薬だから。AGAは男性ホルモンが原因で薄毛を引き起こしますが、円形脱毛症はストレスや生活習慣が原因と言われています。アプローチするべき対象が男性ホルモンとストレスとで全く異なるため、プロペシアはAGA以外の脱毛症には効果がみられないのです。

AGAではないにも関わらずプロペシアを飲んでいるということは、病院にてAGAだと間違えて診断されたか、自己判断でAGAと考えている人だと思われます。間違えて診断された可能性がある方は、セカンドオピニオンへ。自己判断でプロペシアを服用している方は一度病院で正しい判断をしてもらうと良いでしょう。

プロペシアが効かないAGAタイプだった

AGAの原因には2種類あり、その内1つはプロペシアが通用しません。プロペシアが効かないAGAタイプは5aリダクターゼ1型が原因となっているタイプです。

まず5aリダクターゼについておさらいしましょう。

5aリダクターゼとは男性ホルモンをより活発にさせる酵素。男性ホルモンが活発になると、正常な髪の成長が乱れてしまうため、活発になる原因の5aリダクターゼの働きを抑制することが抜け毛防止に繋がります。

プロペシアは5aリダクターゼを抑える薬です。

5aリダクターゼは1型と2型の2種類あります。1型は男性ホルモンを活発化させる働きが弱く、2型は強い働きを持っています。1型が原因の人は元々男性ホルモンへの働きが大きくないため、プロペシアを飲んでも大きな効果を期待できません。そのため、プロペシアを飲み続けても1型には影響が出ず、効果が見られない結果となっているのです。

AGAの原因となっているのが1型か2型かで処方される薬が異なりますので、一度病院にて診断してもらうと、自分にあった薬がわかるかもしれません。

逆に増えた?プロペシアを使って抜け毛が倍増

「服用前は1日100~120本くらいだったのが、服用後から200本くらいになりました。いきなり増えたのがすごく怖いです」

「2ヶ月くらい抜け毛が増え続けている状態。服用は続けていますがどうなることやら…。」

先ほどは、プロペシアを飲んでも変化がなかった・抜け毛が止まらない。というパターンの解説でした。次は口コミのように「服用してから抜け毛が増えた」というパターンについて解説します。プロペシアを服用することで何が起こるのか、どういった原因が考えられるのかを見ていきましょう。

抜け毛が増えた理由

●初期脱毛

プロペシアを服用してから抜け毛が増えるほとんどの理由は、初期脱毛という副作用のためだと考えられます。

初期脱毛は毛のサイクルを正常化させるための最初の段階なので、どうしても避けて通れません。太くて元気な髪の毛をこれからどんどん育てていくための準備期間と考えてください。

ここでやめてしまってはプロペシアを試した意味がなくなってしまいます。

初期脱毛はおよそ2ヶ月ほどで収まります。もちろん人によって異なりますが、半年も続くようでしたら効果を疑ったほうが良いかもしれません。

●ニセモノのAGA薬

2ヶ月以上経っても抜け毛の勢いが衰えない…。その場合は、もしかするとニセモノの薬を服用しているかもしれません。

海外には、プロペシアと同じ成分を含んでいるフィンぺシアという薬が売られています。日本では認められていないため、国内にはまだ売られていません。

そのため海外の個人サイトから輸入している人がいます。

その時輸入するサイトが本当に信頼できる団体なのかどうかを判断するのは至難の業です。安さを優先するあまり、ニセモノに引っかかってしまう可能性が少なくありません。

このニセモノ薬は厚生労働省や医療関係サイトでも取り上げられている問題です。

医療用医薬品のニセモノの流通は、医薬品を使用される患者様、医療関係者を含む医療業界全体の大きな問題点となっており、現在報告されているニセモノは製薬会社以外の別のところでつくられていることも多く、安全性が確認されていないものがあります。
ニセモノの主な流通経路は、インターネットなどでの個人輸入によるものであると考えられており、ニセモノを服用した場合は思いがけない健康被害が発生する可能性があります。ニセモノを服用しないために、厚生労働省の「医薬品の個人輸入に関する注意喚起について」に基づき、医療機関を受診し、医師の処方により正しく服用することをお薦めします。

引用元:AGA-news
http://www.aga-news.jp/secure/caution_fake/index.xhtml

ニセモノを服用したがために、健康被害にあうこともあります。
身に覚えのある場合は、一度服用を止めて近くの病院で薬と頭皮の状態を見てもらうようにしましょう。

抜け毛が止まらない人は正しい診断を

初期脱毛のように待っていても良いパターンもありますが、それ以外はできるだけ自己判断せず、専門クリニックに診てもらうと良いでしょう。

関連記事