ミノキシジルにジェネリックはある?ない?

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[最終更新日]2018/10/15
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ミノキシジルのジェネリックは存在する?
入手方法は?安全性は?

薬剤

ミノキシジルを配合した薬には、内服薬ロニテン(血圧降下剤・俗にミノタブと呼ばれている)や、外用薬ロゲイン、外用薬リアップなどがあります。

まず結論から申し上げると、ミノキシジルのジェネリックは日本では流通していません。海外ではたくさんのジェネリックが販売されていますが、日本では政府の認可が下りておらず、ミノキシジルのジェネリックは販売許可されていません。

それを踏まえて、ミノキシジルとジェネリックに関する基本的な知識を解説します。

安全にミノキシジルなどのAGA治療薬を手に入れるなら、AGA治療の専門クリニックの受診をおすすめします。ミノキシジルはじめプロペシアやデュタスなどを格安で入手できるクリニックを、エリア毎にピックアップしてみました。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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国内承認のミノキシジルジェネリックは存在しない

そもそもジェネリックとは、先発の新薬に対して「日本の厚生労働省が認可した後発薬」を指します。

ミノキシジルを主要成分とした薬には、血圧降下剤のロニテン(飲み薬)や、薄毛治療薬のロゲイン(塗り薬)、同じく薄毛治療薬のリアップ(塗り薬)などがありますが、実は日本の厚生労働省は飲み薬としてのミノキシジル自体、販売を認めていません。よって販売されていない薬に、ジェネリックは存在しません。

現在、厚生労働省が販売を認可しているミノキシジル製剤は、塗り薬としてのリアップのみです。リアップは、ロゲインの日本における販売権を大正製薬が買い、臨床検査を経てリアップという名に代えて販売している薬。よって実質的にはリアップ=ロゲインであり、リアップはロゲインのジェネリックではありません。[注1]

つまり繰り返しになりますが、日本国内にはミノキシジルのジェネリックは存在しない、ということになります。

海外には薄毛治療薬ロゲインのジェネリックがたくさんある

日本ではミノキシジル外用薬(塗り薬)のジェネリックが存在しませんが、海外にはたくさん存在しています。

代表的な薬は以下の通りです。

  • カークランド

    アメリカの量販店「コストコ」が販売しているロゲインのジェネリックです。上記の通り、日本の厚生労働省はミノキシジル製剤についてリアップしか販売を認めていないため、日本の「コストコ」に行ってもカークランドを買うことはできません。

  • ポラリス

    アメリカのポラリス社が販売しているロゲインのジェネリックです。ミノキシジルに加え、アミノ酸などの発毛有効成分を配合している点が特徴です。

  • ツゲイン

    インドのシプラ社が販売しているロゲインのジェネリックです。高濃度10%のミノキシジル外用薬も販売しています。

他にもたくさんのロゲインジェネリックがありますが、いずれもリアップと比較すると、格安の値段となっています。

海外なら血圧降下剤ロニテンのジェネリックもたくさんある

日本では、そもそもロニテンの販売が認可されていませんが、海外ではロニテンのジェネリックがたくさんあります。

代表的な薬を見てみましょう。

  • ミノキシジルタブレット

    フィリピンのロイド社が販売しているロニテンのジェネリック。2.5mg、5.0mg、10mgの3種類があります。

  • ミノキシジルタブレット(USA製)

    アメリカのミューチュアル・ファーマ社が販売しているロニテンのジェネリック。2.5mgと10mgの2種類があります。

  • ノキシジル

    タイのファーマ社が販売しているロニテンのジェネリック。5mgと10mgの2種類があります。

そもそもロニテンは心臓などに強い副作用が生じる恐れがあるため、先進国では積極的にジェネリックを開発する動きがありません。

海外版のジェネリックを個人輸入で入手するのは危険

上で紹介した海外版のミノキシジルジェネリックについては、国内での販売が許可されていない以上、国内で正規に入手をすることはできません。

しかしながら、個人輸入代行業者等を通じ、ネット通販のような形で海外から取り寄せることは可能です。日本で認可されていない医薬品を個人輸入で入手することは、違法ではありません。

しかしながら、個人輸入で入手した国内未認可の医薬品について、厚生労働省では以下のような注意喚起を行なっています。一部、要約して紹介します。[注2]

  • 安全性の保証がない
  • 有害な物質が含まれていることもある
  • 健康被害を引き起こすことがある
  • 偽薬の可能性がある
  • 副作用に対する迅速な対応ができないことがある
  • 副作用が生じても「医薬品副作用被害救済制度」が適用されない
  • 総合的に考えてメリットよりも危険性のほうが高い

ミノキシジルのジェネリックを個人輸入で入手することは、やめたほうが良いでしょう。

まとめ!ミノキシジルにジェネリックはある?ない?

  1. 国内承認のミノキシジルジェネリックは存在しない

    国内で販売許可されているミノキシジル製剤は、リアップのみです。リアップはジェネリックではないので、国内にミノキシジルジェネリックは存在しません。

  2. 海外には薄毛治療薬ロゲインのジェネリックがたくさんある

    海外にはミノキシジル外用薬のジェネリックがたくさんあります。リアップと値段を比較すると、かなり割安です。

  3. 海外なら血圧降下剤ロニテンのジェネリックもたくさんある

    海外にはミノキシジル内服薬のジェネリックもたくさんあります。副作用が強いこともあり、先進国では積極的に開発されていません。

  4. 海外版のジェネリックを個人輸入で入手するのは危険

    海外版のミノキシジルジェネリックを個人輸入で入手することは可能です。ただし厚生労働省が、医薬品の個人輸入に対して強い口調で注意喚起をしています。

ミノキシジルの処方はクリニックで

個人輸入でAGAの治療薬を購入することは可能ですが、偽薬が紛れ込んでいる可能性や健康被害が起きる可能を考えると、やはりクリニックでの処方を受けることをおすすめします。

医薬品の取り扱いには専門知識が必要不可欠です。適切な診断と適切な治療薬の処方がAGAを最も安全に治療できる方法といえるでしょう。

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