プロペシアを服用するとニキビができてしまうことがある?

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AGA(男性型脱毛症)の治療薬として、プロペシアは有名ですが服用を続けている人の中には、以前よりニキビができやすくなったという人も少なくありません。プロペシアの服用を続けることとニキビには関係性があるのでしょうか?

その真相や、ニキビができる原因などを見ていきましょう。

ニキビ

プロペシアを服用するとニキビができるということは無い

プロペシアの医薬品添付文書を見ても、ニキビができやすくなるという報告はありません。

プロペシアはむしろ皮脂の分泌を抑える効果があるため、これによってニキビができる可能性は低くなると考えられます。

プロペシアを服用していて、「ニキビができやすくなったな」と感じた人は、一緒に使っている発毛剤の副作用に注目してみましょう。

●発毛剤の炎症作用によるもの

プロペシアには、抜け毛を抑制する効果はありますが発毛の効果はありません。

日本で認可されている発毛薬はミノキシジルだけです。プロペシアとミノキシジルは、日本皮膚学会の男性型脱毛症ガイドラインで、推奨度が最も高いAと評価されている医薬品です。この2つを併用することでプロペシアで薄毛の進行を抑え、ミノキシジルで髪の毛の成長を促してくれるためAGAに効果が期待できます。

しかし、諸外国で販売されているミノキシジルには、頭皮のかゆみ、かぶれ、発疹、などの皮膚炎が起きる場合もあり、これが原因となりニキビを発症させてしまうケースがあります。

●発毛剤の血管拡張作用によるもの

これ以外にも、発毛剤には血管拡張作用があるものがあり、これにより毛穴を広げてしまうことが考えられます。皮脂の分泌を活性化させアクネ菌が増殖してしまう結果、ニキビができてしまう恐れもあるのです。

このように、プロペシアの服用が直接ニキビに関係しているのではなく、併用して使っている発毛剤の副作用がニキビに影響している可能性が高いと言えるでしょう。

生活習慣やストレスなどに大きく関係するニキビ

プロペシアと併用している発毛剤以外にも、ニキビができる原因は多くあります。

以下のようなことに心あたりがある人は、自身の生活習慣などを見直す必要があります。

●食生活の欧米化

近年は、昔ながらの日本食を食べる人が減り、食生活は欧米化しています。毎日脂っこい食事を摂取している人や、ジャンクフードばかりを食べている人はニキビができやすくなります。野菜や魚、果物などバランスの摂れた食事を心がけるようにしましょう。

食事以外にも、飲酒や喫煙などもニキビができる原因となりますので、注意が必要です。

さらに睡眠不足や運動不足などによる生活習慣の乱れから、便秘がちになる人も少なくありません。毎日決まった時間に規則正しく食事を摂ることや、睡眠時間を十分確保すること、ウオーキングなどの軽い運動を日々の生活に取り入れることなどもニキビを予防するためには大切でしょう。

●男性ホルモンとストレスの関係

また現代はさまざまな場面で、ストレスを抱える社会になり、男性ホルモンはストレスを多く抱えている人ほどたくさん分泌されます。男性ホルモンが多く分泌されることによって、皮脂分泌も活発化され毛穴を塞いでしまうことからニキビができやすくなるのです。

休日には、仕事や日々のストレスを忘れ、趣味など自分の好きなことに没頭し、ストレスを解消することも大切でしょう。

●頭皮を清潔にする

頭皮ニキビをケアするためには、頭皮を清潔にすることも重要です。頭皮を清潔に保つ際の基本となる、洗髪時にはシャンプーの洗い残しがないようにすること、リンスなどを付け過ぎないようにすることなども覚えておきましょう。

また、シャンプーを選ぶ時には、頭皮への影響の少ない天然由来のものや、ノンシリコンシャンプーなど肌に負担の少ないものを使用するとよいでしょう。

プロペシアの効果を最大にする正しい使い方

プロペシアを服用し続けることで、ニキビができるということはありませんが、間違った使い方をしている場合、発疹がでる可能性もあります。これを機会にプロペシアの正しい使い方をおさらいしましょう。

●服用する時間を決める

これは、プロペシアに限らず薬全般に言えることですが、毎日決まった時間に忘れずに服用するように心がけましょう。

プロペシアの成分であるフィナステリドは、抜け毛の原因となるDHTの生成を阻止する効果があります。体内に取り込んだフィナステリドは約24時間経過すると体外へ排出される特徴があるため、プロペシアを毎日決まった時間に服用することで最も高い効果を得る事ができるのです。

●飲酒直後は服用しない

プロペシアは、肝臓で代謝、分解される薬です。そのためプロペシアとアルコールをほぼ同時に摂取すると、2段階で分解をすることになり肝臓に大きな負担がかかります。

飲酒だけでも、肝臓への負担はかなり大きいと言われているため飲酒後にプロペシアを服用することは避けた方がよいでしょう。

●正しい用量を守る

プロペシアは、たくさん服用したからと言って、その分大きな効果が得られるわけではありません。肝臓への負担もあるため決められた用法や用量を守り、正しく服用することが大切です。

プロペシアを服用することでニキビができることは無いと言える

プロペシアの服用とニキビができる直接的な関係はないことがわかりました。

しかし、併用する発毛剤やAGA治療薬には、ニキビの原因となる副作用があるものも少なくありません。

プロペシアを服用する際には、専門医のいるクリニックで受診をしてから正しい用法、用量を守り服用するようにしましょう。

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