プロペシアのジェネリック薬には何があるの?

TOP » 治療薬 » プロペシアのジェネリック薬には何があるの?
[記事公開日]2018/02/22
[最終更新日]2018/06/12
267 views

プロペシアのジェネリック薬には何があるの?

薬剤

AGAの治療薬として絶大な効果を上げているプロペシアですが、海外製のものを中心に多くのジェネリック医薬品が販売されています。

プロペシアのジェネリックの基礎知識

プロペシアは有効成分フィナステリドを配合したAGA治療薬。日本では2005年12月に厚生労働省によって認可されて以来、AGA治療に高い効果を発揮しています。

副作用が報告されているため、通常は病院でAGAと診断されてから処方してもらうのが安全で確実ですが、より費用を抑えたい人はジェネリック品を購入することもできます。

プロペシアのジェネリック品とは?

そもそも、ジェネリックとは何かというと、「後発医薬品」であり、新薬の先発医薬品の特許が切れた後に、同様の成分を配合して販売される薬のことです。プロペシアの有効成分は「フィナステリド」で、そのジェネリックにも同じ成分が配合されていることが条件になります。 有効成分や効果は新薬と同じですが、より安い価格で購入できるのが特徴。安い価格の理由は、先発薬によって効能や安全性が確立されているため、開発費用を抑えられることにあります。

しかも、ただ成分をコピーしただけでなく、最新の技術を取り入れて先発薬よりも飲みやすく改良されているケースも。 ただし、ジェネリックの場合は味や形状、添加物などが新薬と異なっている場合もあるので、効果の出方や品質などが劣っている可能性がないとは言い切れません。その点だけはしっかり覚えておきましょう。

プロペシアジェネリックのメリット

ジェネリックのもっとも大きなメリットは、正規の薬よりも価格が安いということです。特に、プロペシアなどのAGA治療薬は、毎日継続して長期的に飲み続けることで効果が得られるものなので、その費用を安く抑えることができます。

また、先発薬によって開発された成分を利用するだけでなく、最新の技術を追加することも可能。
中には、先発薬よりも飲みやすく、扱いやすく作られた薬も存在します。 ネットなどから個人輸入することもできるので、病院に出向いて診察を受けて処方してもらう必要がなく、手軽に購入できるのも利点の一つと言えます。

プロペシアジェネリックのデメリット

ジェネリックは成分や効果は先発薬と同じですが、添加物や製造方法などが異なる可能性もあり、使用されている添加物によって副作用が出たり、期待する効果が得られなかったりする可能性があります。 ジェネリックは海外製のものが多く、その製造基準は日本とは異なっています。

そのため、日本で認可されている薬のように安全性が確立されているわけではありません。さらにネットなどから購入した薬に関しては、正式な手順を踏んで医療機関から処方されていない以上、その薬の使用は自己責任。服用後にどんな異常や健康被害が生じたとしても、誰からも保障を受けることができません。

プロペシアジェネリックの安全性

ジェネリックは、基本的に先発薬の有効成分や製造方法に則って作られるため、基本的には効果や安全性に関してそれほど心配する必要はありません。

しかし、中には大変危険なケースもあるので、利用の際には細心の注意が必要です。

プロペシアジェネリック品の種類と値段

ジェネリックという後発医薬品を販売するためには、先発薬の特許が切れていることが条件。しかしインドの製薬会社は特許の法律が異なるため、本来はジェネリック品として発売すべき先発薬の「コピー品」が数多く製造されています。

日本でプロペシアの特許が切れるのは2019年といわれていますが、それを待たずして、2015年に日本版のジェネリック医薬品が販売されました。これには製薬会社のさまざまな思惑があることと思いますが、これによって国内に流通するプロペシアジェネリックの種類はさらに増加。

ここでは、その中でも代表的な4種類の薬を紹介します。

フィンペシア

製造元:インドの大手製薬会社「シプラ社」

1箱分の値段:1,500円前後 インドの製薬会社は、特許による規制を受けずに正規の医薬品と成分や効果が同じ薬を製造できます。正式には認められていませんが、実質的なプロペシアのジェネリックとして使用されています。

以前、フィンペシアには「キノリンイエロー」というタール色素が使用されており、これに発がん性があるという噂が広まっていました。実際は人体に有害な量ではなかったと言われており、さらに現在発売されているフィンペシアに「キノリンイエロー」は使用されていないそうです。

フィナックス

製造元:インドの製薬会社「ドクターレディー社」

1箱分の値段:1,700円~ フィナックスもフィンペシアと同じ、インドの製薬会社で作られた実質的なジェネリックです。

フィンペシアと違って発売当初からキノリンイエローが使用されていなかったため、安全性の高さが認められて人気の薬です。そのほかの成分や効果はフィンペシアとほとんど変わりませんが、価格は少し高めの傾向にあります。

ファイザー

製造元:アメリカの大手製薬会社「ファイザー」

1箱分の値段:4,000円~ アメリカの製薬会社ファイザーから2015年に販売開始された「フィナステリド錠 ファイザー」は、日本で初めて認可が下りたプロペシアのジェネリック医薬品です。

プロペシアと同等の成分や効果が認められており、クリニックでも処方可能。正規品と同様に高い安全性が期待できます。その分、価格もあまり安くなく、正規のプロペシアとそれほど変わりません。

サワイ

製造元:日本の製薬会社「沢井製薬」

1箱分の値段:4,000円~ 2016年に認可が下り、販売開始したばかりの新しいジェネリックです。

海外製のジェネリックが多くて使用するのに抵抗があった人でも、日本の製薬会社なら安全性や信頼性が高くて利用しやすいでしょう。

サワイは、有効成分や効果だけでなく、添加物や質量、形状、色合いなど正規のプロペシアとほぼ同じようにできているので、プロペシアからの切り替えもスムーズに行えます。

偽物に注意!

本来、ジェネリックは先発薬の特許期間が切れて、認可が下りてから製造販売される医薬品を指します。

しかし、海外製のものは製造方法などが制限されていない場合や、特許や認可などに関係なく模倣して作られた、いわば「コピー品」、形を似せただけの偽物が多く出回っているのが現実です。

正式な許可を得ていない薬は正しい有効成分が配合されていないばかりか、体に害をなす成分が含まれていたり、劣悪な環境で製造されたりした粗悪品である可能性も。 そういった薬を使用すると、正しく効果が得られなかったり、重篤な健康被害が発生したりといった恐れもあります。

ジェネリックの薬を購入する際は、確実に認可されたものであるか?有効成分が配合されているか?どこの国のどの製薬会社で製造されたものか?体に悪い成分は入っていないか?などを慎重に確認する必要があります。

通販の利用は自己責任

日本でプロペシアを処方してもらうには病院で診察を受ける必要があり、その場合は正規の医薬品であることが保証されています。その際に副作用の危険性についても説明を受けることができ、正しい服用方法を知ることができます。しかもAGA専門のクリニックであれば処方前にしっかりとした検査が行われるので、安心して薬を使うことができます。

しかし、海外のジェネリックやコピー品の薬は、個人輸入の代行サイトなどによってネットで選ぶだけで購入することになります。一見手軽で便利ですが、購入したものが本当に安全なものか、偽物ではないのか、確実に見分ける方法はありません。

しかも海外製の薬は日本語での説明書きがないため注意点などを理解することが難しく、サイトに載っている情報しか頼ることができません。仮にサイト側に悪意がなかったとしても、知らずに粗悪品を販売している可能性もあるのです。

ネット通販で個人輸入する際には、その薬の副作用や品質などはすべて「自己責任」となり、保証を受けることはできません。手軽に購入できる反面、その危険性やリスクもあることを承知しておかないといけないのです。

不安な方はクリニックに相談を!

どんなに安価で購入できたとしても、コピー品や偽物を買わされてしまっては全くの無駄です。せっかく購入したのに効果が出ない、それどころか重大な健康被害を受けてしまった…という事になってしまったら、これほど高い買い物はないでしょう。

AGAを改善させるにはさまざまな方法や薬がありますが、プロペシアをはじめとするAGA治療薬は重篤な副作用が発症する場合もあり、安易に自己判断するのは危険です。 安全かつ確実に治療をしたいのであれば、やはり病院で診察を受け、自分の症状や体質に合った治療方法や薬を処方してもらうしかありません。

まずは、専門のクリニックでAGAであるかどうかの診断を受け、最適な治療法を選び、安全な薬を処方してもらうことを強くおすすめします。

関連記事