女性の薄毛の原因はヘアサイクルの乱れ!?

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髪の毛にはヘアサイクルという成長の過程があります。このヘアサイクルが整っていると髪は健康に保たれますが、ヘアサイクルが乱れると薄毛や抜け毛の原因になることも。女性の体と同じように髪の毛も繊細にできています。ホルモンバランスの乱れや間違ったヘアケアがヘアサイクルを乱し、薄毛を引き起こしている場合もあるのです。薄毛になる原因を知り、健康的なヘアサイクルを取り戻しましょう。

頭を抱える女性

女性の薄毛はヘアサイクルの乱れが引き起こしている

薄毛の悩みと言えば男性特有の物と思われがちですが、薄毛で悩む女性も年々増加傾向にあります。

薄毛は、健康的なヘアサイクルの乱れが原因で引き起こされる脱毛の症状です。

女性の身体はとても繊細にできていますので、ストレスで生理が止まるのと同じようにストレスや生活環境によるホルモンバランスの乱れが女性の健康的なヘアサイクルを乱してしまいます。

また、血流不全や紫外線による頭皮のダメージや間違ったヘアケアの方法なども、健康的なヘサイクルを乱す原因となります。

健康的なヘアサイクルとは?

健康的なヘアサイクルとは、成長期、退行期、休止期を順番にたどり髪が寿命を迎えるまでの流れの事です。

  • 脱毛……寿命を迎えた髪の毛が抜け落ちる
  • 成長期……毎日少しずつ伸びている時期、2~6年
  • 退行期……成長を終えてこれ以上伸びなくなる時期、2~3週間
  • 休止期……新しい髪の毛に押し出されるように古い毛が抜け落ちる時期、3~4か月

このヘアサイクルは毎日行われており、1日に100本前後の長くてかたい髪の毛が抜け落ちるのが正常な状態です。

逆に、まだ成長期の短くて柔らかい髪の毛が抜けたり、抜ける本数が目立って多い場合はヘアサイクが乱れていると言えます。

女性の薄毛を引き起こす主な4つの原因

ホルモンバランスの乱れ

髪の健康を維持し、豊かに保つ役割を担っているのが女性ホルモンのエストロゲンです。

エストロゲンは卵巣から分泌されるホルモンで、20代~30代でピークを迎え、40代~50代で急激に減少します。エストロゲンは加齢以外にも出産やストレス、過度のダイエットなどが原因でも減少します。

特に若い女性の薄毛は過度のダイエットや生活環境によるストレスなどが原因でエストロゲンが減少し薄毛を引き起こしている場合が多いようです。

出来るだけ栄養バランスの取れた食事を取ったり、適度にストレスが解消できる環境を整えましょう。

頭皮の血流不全

髪の毛を作る毛母細胞は頭皮の毛細血管から栄養や酸素の供給を受けているため、頭皮の血行が悪くなると髪の毛に栄養が行き渡らなくなり、ヘアサイクルが狂う原因となります。

栄養が行き渡らずに毛母細胞が死んでしまった場合、二度とその場所から髪が生える事は無くなってしまうため、手遅れになる前に血流不全を改善する必要があります。

特に女性は男性に比べて体が冷えやすく血流が悪くなりがちです。頭皮のマッサージだけでなく、全身の血流を改善するように心がけると良いでしょう。

紫外線による頭皮のダメージ

頭髪は、体の中で一番紫外線を浴びる場所でもあります。

紫外線は肌を老化させる原因として知られていますが、頭髪にとっても抜け毛・薄毛・白髪を引き起こす原因となります。

健康的で豊かな髪を維持するためには、顔や肌だけでなく髪と頭皮のUVケアも大切です。外出する時は日傘や帽子を使ったり、UVケアができるトリートメントや頭髪に使用できる日焼け止めスプレーなどを使用するのがおすすめです。

間違ったヘアケア

洗い過ぎ

頭を洗い過ぎてしまうとバリアの役割を果たす皮脂が余分に洗い流されて頭皮が乾燥しフケの原因になります。

また、ゴシゴシと力を入れて洗うと頭皮に傷がつき炎症を起こす原因になりますので注意が必要です。

洗い残し、すすぎ残しがある

シャンプーのすすぎ残しや、スタイリング剤の洗い残しがあると、頭皮環境の悪化に繋がります。

シャンプーをする際は頭皮を傷つけないように洗い、すすぎ残しが無いようにしましょう。

強すぎるマッサージ

頭皮の血行を良くしようとして無理矢理マッサージをするのは逆効果です。頭皮を柔らかくしようとして無理に揉み解したり、押したり叩いたりをしても、頭皮の血流を良くするどころか、返って頭皮にダメージを与えたり毛細血管が切れてしまったりするトラブルを引き起こす場合があります。

主な薄毛の症状

びまん性脱毛症

女性の薄毛の症状として良く上げられるのがびまん性脱毛症です。

エストロゲンの減少や誤ったヘアケアが原因となる場合が多く、男性の薄毛と違い髪全体が均等に脱毛するため脱毛部分の境界がはっきりしません。

40代以上の女性に多く見られる薄毛の症状ではありますが、ストレスやダイエットによるホルモンバランスの乱れが原因となり、20代や30代の若い女性にも起こります。

分娩後脱毛症

出産後に薄毛に悩む女性が多く見られますが、これは出産を期に保たれていたホルモンバランスが一気に崩れる事が原因で起こる症状です。

エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、排卵の準備を行う役割があります。その為、産後にエストロゲンの分泌が一旦ストップしてしまう事で、頭髪を豊富に保つことができなくなり薄毛となってしまいます。

ひこう(粃糠)性脱毛症

ひこう性脱毛症は、誤ったヘアケアが原因で起こる可能性がある薄毛の症状です。

シャンプーのしすぎが原因で乾燥したフケが毛穴を塞いでしまったり、ゴシゴシと強く洗った事で傷ついた頭皮が炎症を起こして髪が成長できなくなり薄毛になってしまいます。

ただ、フケがかさぶた状になり毛穴を塞いでしまうほどに異常発生しなければ、ひこう性脱毛にはなりませんので、比較的珍しい薄毛の症状と言えます。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症は皮脂が過剰に分泌する事で毛穴がつまり炎症を起こした結果、頭髪が成長できなくなってしまう脱毛症です。ひこう性脱毛症と脱毛に至るまでの経緯は似ていますが、脂漏性脱毛症はシャンプーを定期的にしなかったり、頭皮に合わないシャンプーを使う事で皮脂が過剰に分泌されてしまう事が原因で起こります。

悪化すると脂漏性皮膚炎を引き起こす場合がありますので、早めに専門医を受診しましょう。

円形脱毛症

円形脱毛症は、ある日突然、頭部を含む全身の毛が部分的に一気に抜け落ちてしまう脱毛の症状です。

ストレスによって発症すると思われがちですがストレスはきっかけに過ぎず、新生児にも起こる場合もあるなど、はっきりとした原因は分かっていません。円形脱毛症の主な原因は自己免疫疾患と考えられています。

円形脱毛症の治療には保険が適応されますので、もし発症した場合は早めに皮膚科を受診する事をお勧めします。

牽引性脱毛症

髪が長い人がポニーテールやアップヘアなど、髪の毛を引っ張るヘアスタイルをする事が主な原因です。

通常なら多少引っ張る程度で髪は抜けませんが、長時間にわたって頭皮に負荷がかかる事で薄毛の原因となる場合があります。薄毛が気になりだしたらポニーテールやアップヘアは控えて頭髪を労わる工夫をしましょう。

脱毛の自覚症状がある場合
早期のクリニック受診を

女性の薄毛の原因は、ストレスやダイエットによるホルモンバランスの乱れや、紫外線によるダメージ、間違ったヘアケアなどがあげられます。

特にホルモンバランスが乱れる事で起こるびまん性脱毛症は、女性の薄毛のおよそ9割がこの症状だと言われています。

美意識の広がりとともに過度なダイエットが蔓延し、20代30代でも薄毛で悩む女性が増えています。

もし、自分に脱毛の症状が出ているのではないかと感じたら、早期に専門医に相談する事も大切です。早い段階で適切な治療を受ける事で、薄毛が完治する可能性が高くなります。

薄毛専門のクリニックでは無料のカウンセリングが受けられるところもあるので、一人で抱え込む前に一度クリニックを受診してみることをおすすめします。髪は女の命と言われるほど大切な物です、恥ずかしがらず早めの対処を心がけましょう。

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