女性の薄毛とホルモンバランスの関係

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女性の薄毛にはホルモンバランスが深く関係しています。女性の薄毛は加齢によるものだと考えがちですが、実はそうではありません。最近では若い女性でもストレスや過度のダイエットなどでホルモンバランスが乱れ薄毛になるケースが増えているんです。髪は女の命と言われるほど大切なパーツです。薄毛を改善するためにまずはホルモンバランスを整える方法を知りましょう。

頭を抱える女性

女性の薄毛はホルモンバランスが深く関係しています

近年、薄毛に悩む女性が増加傾向にあると言われています。女性の薄毛は加齢によるものだけだと考えられていた時代はもう昔の事です。ストレスや過労、ダイエットによる女性ホルモンの乱れが原因で20代、30代の女性はも薄毛に悩むケースが増えています。

女性ホルモンとは

女性ホルモンは主に、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)に分類されます。女性らしい体を作ったり、排卵を促したりするにはエストロゲンが、子宮内膜を厚くしたり妊娠継続させるにはプロゲステロンが必要になります。どちらも女性が健康に過ごすために重要な役割を持つホルモンです。

中でも、女性の薄毛にはエストロゲンが深く関わっています。

エストロゲンが髪に与える働き

エストロゲンは、髪の毛の成長を促し、成長期間を持続させる役割を果たします。ホルモンバランスが良く、エストロゲンがきちんと分泌されていると、髪の毛が生えて寿命で抜け落ちるまでのヘアサイクルも正常に働き、髪を豊かに保つことができます。また、頭皮の血流を改善し、免疫力を強化する働きもあります。

しかし、ホルモンバランスが乱れてエストロゲンが減少すると、ヘアサイクルに乱れが生じ、髪の成長期が保たれずに薄毛の原因となってしまいます。

ホルモンバランス乱れが引き起こす薄毛の症状

びまん性脱毛症

びまん(瀰漫)とは、「一面に広がり満ちる」という意味があり、文字通り脱毛の症状が頭髪全体に広がり均等に髪が薄くなる脱毛の症状です。

実に女性の薄毛の約9割がこの症状だと言われています。びまん性脱毛症が発生する原因は様々ですが、主な原因はホルモンバランスの乱れによるものです。

ストレスやダイエット、加齢などが原因でエストロゲンが減少すると、ヘアサイクルが乱れ、薄毛の原因となります。

また、間違ったヘアケアや頭髪にダメージを与えるヘアスタイルなどでもびまん性脱毛症を引き起こす場合があります。

FAGA(女性男性型脱毛症)

女性のAGA(男性型脱毛症)という意味でFAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれています。AGAと違い、FAGAは生え際が後退したり部分的に脱毛するわけでは無く全体的に髪が薄くなるのが特徴です。

閉経後、女性ホルモンの減少に伴い男性ホルモンが優位になる事が原因で薄毛の症状が引き起こされます。

20代30代の若い女性であっても、ストレスやダイエットでエストロゲンが減少する事でFAGAが発症する事があります。

びまん性脱毛症の原因の一つとしてFAGAが挙げられますが、薄毛治療専門のクリニックなどでは「びまん性脱毛症=AGFA」として扱われる事も多くあります。

エストロゲンが減少する原因

加齢による減少

エストロゲンが分泌されるピークは20代後半から30代前半と言われており、その後は加齢と共に徐々に分泌量が減少していきます。

最初は髪がぱさついたり、うねるといった症状が出始め、その後、エストロゲンの減少によって成長期が長く保てなくなったことで髪の毛一本一本が細くなり、徐々に薄毛の症状に繋がっていきます。

ストレス

ストレスは自律神経の乱れを引き起こします。

エストロゲンは脳にある「視床下部」の指令を受けて分泌されますが、この視床下部は自律神経の調節をつかさどる器官です。そのため、自律神経が乱れることで視床下部にも影響を及ぼし、エスロトゲンの分泌量が減少する原因となってしまいます。

過度のダイエット

過度のダイエットは栄養が偏るだけでなく、エストロゲンや女性ホルモンの主原料である「アミノ酸」と「良質なコレステロール」まで不足する事になります。

食事制限や過度のダイエットの結果、生理が遅れたり止まったりするのもこれが原因です。

また、アミノ酸は健康な髪を保つのにも必要な成分ですので、不足すると髪のぱさつきやうねりを引き起こします。薄毛が気になる場合は、過度なダイエットは控え、栄養バランスの取れた食事を行う事が大切です。

出産

エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、排卵の準備を行う役割を担います。そのため排卵準備を行う必要のない産後はエストロゲンの分泌が一旦ストップしてしまいます。産後の抜け毛や薄毛に悩む女性が多いのはこのためです。

通常は規則正しい生活をしていれば女性ホルモンのバランスは自然と元の状態に戻ります。

しかし、産後ダイエットや食事制限を行うと、改善されるはずのホルモンバランスが乱れたまま戻らず、いつまで経ってもエストロゲンの減少が改善されない場合があります。

女性ホルモンの乱れが原因の薄毛対策

食生活の改善

栄養バランスの取れた食事を行う事で、不足したエストロゲンを補ったり、分泌を促す事が出来ます。

特に、大豆イソフラボン、ビタミンB6、ビタミンEを含む食材は、女性ホルモンのバランスを整えるのに効果的です。

また、アミノ酸を多く含む食材も積極的に取り入れましょう。

ストレスコントーロル

ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こす原因となります。特に育児や介護、仕事や人間関係など女性を取り巻く環境にはストレスになる要因があふれています。

軽い運動や、友人と食事にいったり、ゆっくり入浴したりと、ストレスを上手く解消できる方法を見つけておきましょう。

睡眠改善

睡眠不足はホルモンバランスを乱す原因となります。良質な睡眠をとれるように寝室の環境を整えたり、早めに布団に入って休む、寝る前にスマートフォンを見ないようにするなど、睡眠を改善する工夫が必要です。

女性用育毛剤

女性ホルモンの減少による薄毛の場合、女性ホルモンに似た働きをしてくれる成分が入っていたり男性ホルモンの働きをブロックしてくれる成分が入った育毛剤などがあります。

薄毛が気になり始めたら、女性用育毛剤を使用してみるのも良いでしょう。

肌が弱かったり、頭皮が荒れている方はアルコールフリーの育毛剤を使うなど肌質に合わせたものを選ぶようにしてください。

クリニックを受診する

女性ホルモンの減少が原因の薄毛は自分だけで治療するのは非常に難しく、間違ったケアをすると余計に症状を悪化させてしまう場合もあります。

薄毛の治療は早期に始める事が肝心です。薄毛治療専門クリニックであれば、一人ひとりの頭髪の状態に合わせた最適な治療を行う事ができます。

無料カウンセリングを行っているクリニックも多くありますので、料金や治療の内容に不安があればいくつかのクリニックの無料カウンセリングを受けてみるといいでしょう。何件かのクリニックでカウンセリングを受ける事で大体の相場や自分の頭髪の状態を客観的に知ることもできます。

まとめ

女性の薄毛の原因の多くはホルモンのバランスの乱れによるものです。

以前は、高齢の女性がなるものだと思われていた女性の薄毛ですが、現在ではストレスや過労、ダイエットなどが原因でエストロゲンが減少し、20代、30代の女性でも薄毛で悩むケースが増えています。

エストロゲンの減少を防ぐには、栄養バランスの取れた食事や規則正しい生活が不可欠です。しかし、加齢による女性ホルモンの乱れや薄毛の症状を個人で完全に治療する事は非常に難しく、間違ったセルフケアを行う事で余計に症状を悪化させてしまう恐れもあります。

女性の薄毛は放置していても改善する事は絶対にありません。無料カウンセリングを行っているクリニックも多いため、思い切って一度専門医のカウンセリングを受けてみるのもお勧めです。

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