産後の薄毛がなかなか改善しない理由は?

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[記事公開日]2018/05/23
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産後薄毛の原因を知って対策を

産後の女性を襲うのは、育児疲れや睡眠不足だけはありません、女性ホルモンの乱れによって髪の毛がごっそりと抜ける産後の抜け毛もママたちを困らせます。通常産後の抜け毛は産後半年~1年程度で改善するもの。それでも中々薄毛が治らない場合がその他に問題がある可能性があります。つやつやの髪の毛に戻るためにも薄毛の原因と対策について確認しましょう。。

頭を抱える女性

どうして産後に薄毛になるの?

妊娠出産は女性に大きな変化をもたらします。その一つが産後の薄毛です。

産後数か月経つと突然抜け毛が多くなり、普通に生活していてもパラパラと毛が抜けたり、髪をとかすと指やブラシに毛が何本も絡みつくという経験をした女性は多いのではないでしょうか。

実は、産後の抜け毛は女性ホルモンのバランスが変わる事で起こります。

妊娠・出産に関係する女性ホルモンはプロゲステロンとエストロゲンの2種類。このエスロトゲンが女性の髪と密接に関係しているのです。

エストロゲンと薄毛の関係

エストロゲンは別名「卵胞ホルモン」とも呼ばれ、女性らしい体を作ったり、卵胞の成熟を促す、子宮内膜を厚くする、乳腺を発達させるなど、妊娠・出産をするために重要な役割を果たします。それと同時に、エストロゲンは女性の肌や髪を健康に保つ役割も担っています。

エストロゲンとプロゲステロンは妊娠すると徐々に分泌量が増えていき、出産するまで増え続けます。しかし、出産を終えてしまうと胎内で赤ちゃんを育てる必要がなくなるため、急激にエスロトゲンの分泌量が減少します。

その結果、女性ホルモンの影響で健康を保っていた髪が急に抜け初め、産後の薄毛に繋がるのです。

産後うつや産後の肌荒れが起こるのも、このエストロゲンの急激な減少によるものです。

産後に薄毛が治らない原因

通常産後の抜け毛や薄毛は、ホルモンバランスが整う産後半年~1年ほどで改善されるのが一般的です。その位の時期から短い髪が生え始め、ピンピンと跳ねて来たりします。

しかし自然に産後の薄毛が改善されず髪が薄くなる一方だという場合、いくつかの原因が考えられます。

睡眠不足

産後に、赤ちゃんの夜泣きや授乳で満足いく睡眠時間が取れなかったり、眠れたとしても睡眠が継続できずに2,3時間置きに目が覚めてしまうという女性はとても多いです。

質の良い睡眠は女性ホルモンを分泌させたり、自律神経を整えるためにも重要な役割を果たします。もし産後半年以上経過しても薄毛の改善が見込めない場合は、睡眠不足を疑ってみましょう。

育児のストレス

ストレスは育毛を阻害する大きな要因です。

核家族化が進む現代において、日中母親が一人で子育てをする「ワンオペ育児」が社会問題にもなりました。意思の疎通が困難な赤ちゃんと一日中一緒にいるのは、愛する我が子と言えどもストレスが溜まります。

ストレスは自律神経の働きを鈍らせ、女性ホルモンの分泌を阻害させてしまいます。その結果、いつまでもエストロゲンが十分に分泌されず髪が生えにくくなっている可能性があります。

産後のダイエット

産後のダイエットで食事制限や偏った食生活をしている事も原因として挙げられます。早く妊娠前の体形に戻りたいと思うあまり、食事量を減らしてはいませんか。

過度のダイエットはホルモンバランスを乱すだけでなく、髪が生えるために必要な栄養素まで減らしてしまいます。もし、産後のダイエットに力を入れている場合は、ダイエットの方法が間違っていないか確認してみましょう。それが薄毛の改善を邪魔している可能性もあります。

産後の薄毛を改善する方法

バランスの取れた食事

髪を作るには良質なタンパク質とビタミンが必要不可欠です。

バランスの取れた食事は、薄毛の改善だけでなく産後のダイエットにも大きく影響します。必要な栄養素をバランス良く取ると基礎代謝が上がり痩せやすい身体づくりができる上に、乱れたホルモンバランスを整える事も出来ます。

医食同源と言う言葉もある通り、体の基本はバランスの取れた食事からです。

もし、忙しくて簡単な食事で済ませてしまっている場合は、おかずにサラダを一品足す事から始めてみましょう。

イソフラボン接種

イソフラボンはマメ科の植物に多く含まれていフラボノイドと呼ばれるポリフェノールの一種です。中でも大豆に含まれる大豆イソフラボンは植物エストロゲンと呼ばれるほど、女性ホルモンのエスロトゲンとよく似た働きをする事で、注目を集めています。

産後、エスロトゲンの分泌量が減っているのを補う意味でも大豆イソフラボンを積極的に摂取するのが望ましいと言えます。

納豆や豆腐、味噌など大豆製品を食事に取り入れるのがオススメですが、サプリメントなどでイソフラボンを接種する場合取り過ぎには十分注意しましょう。

女性が生涯に分泌するエスロトゲンはティースプーン1杯程度と言われています。体に良いからといって摂りすぎると逆にホルモンバランスを乱す原因になってしまいます。

頭皮のケア

女性の頭皮はお肌と同じように、乾燥やたるみが大敵です。

顔が乾燥すると化粧のりが悪くなったり皺が増えたり、老けて見えたりと女性にとって悪い事ばかりですが、それは頭皮も同じです。

頭皮が乾燥して硬くなるという状態は、すなわち「潤いが無い」ということ。つまり乾燥した土で植物を育てているようなものです。

乾燥した頭皮では髪を育てる栄養を毛根に送る事ができません。それどころか、潤いが無い頭皮はたるみを引き起こし、毛穴を楕円形にしてしまいます。楕円形の毛穴からは上手く髪の毛が生える事ができず、髪の毛がうねったり、毛が細くなり抜けやすくなってしまう原因になります。

そうならない為にも、頭皮を柔らかく保つための保湿とマッサージが非常に大切です。

頭皮の美容液や化粧水などで頭皮を保湿しマッサージを行うだけでも効果がありますので、毎日のシャンプーの後に頭皮をケアする習慣をつける事をお勧めします。

育毛剤・育毛シャンプー

食生活や生活リズム、頭皮ケアを行いながらも、早く効果を出したい場合は育毛剤や育毛シャンプーがお勧めです。

育毛剤や育毛シャンプーは薄毛対策に特化した商品ですので、地肌や髪の毛に直接栄養を与え、頭皮環境を整え髪を強くしてくれる効果が期待できます。

しかし、育毛剤、育毛シャンプーと言っても何種類もの製品が市場に出回っています。産後の薄毛をケアする事が目的であれば、授乳中や妊娠中から利用できる物を選びましょう。母乳を通して赤ちゃんに影響が出る事を防ぐ意味合いもありますが、免疫力が落ちている産後の身体は些細な刺激に敏感になっています。アルコールや添加物で頭皮が荒れてしまう可能性もありますので、必ず産後の薄毛ケアに使用できるものかどうかを確認しましょう。

漢方薬

女性の薄毛ケアに効果的なのが、漢方薬です。育毛剤やサプリメントに比べて効果を実感するまでに時間が掛かりますが、生薬の力で薄毛の原因であるホルモンバランスの乱れや

血行不良、身体の冷えなどを根本から解消してくれるため、産後の薄毛だけでなく産後の倦怠感やイライラなども一緒に改善する事が可能です。

育毛剤やサプリメントと併用して使用するとより効果を実感しやすいでしょう。

まとめ

女性にとって妊娠出産は人生最大と言えるイベントです。そんなイベントを乗り越えた身体に変化が出るのは当然のこと。

産後の薄毛は育児が落ち着いて来たり、ホルモンバランスが整えばいずれは必ず改善します。あまり深刻にとらえずお肌のケアや健康的な産後ダイエットも踏まえて対策をするつもりで薄毛ケアに取り組んでみましょう。

産後の薄毛についてのまとめ

  • 産後の薄毛・抜け毛はエストロゲンが急激に減少した事によるもの
  • 通常は産後半年~1年ほどで改善する
  • バランスの取れた食事を心がける
  • 大豆イソフラボンを積極的に摂取する
  • シャンプー後の頭皮のケアの習慣をつける
  • 育毛剤や育毛シャンプーを併用すると効果的
  • 漢方薬は薄毛だけでなく産後の諸症状を緩和する効果が期待できる

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