生理前・生理中のホルモンバランスと女性の薄毛の関係

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生理周囲に合わせて女性の抜け毛の量は変わります

生理が近づいたり、生理になると抜け毛が増えると感じた事はありませんか。実は女性は生理周囲に合わせて抜け毛の量が増減するんです。ホルモンバランスの変化が一時的に抜け毛を増やすので心配はいりません。しかし、薄毛に悩む女性ならばほんの少しの抜け毛であっても大問題です。今回は、生理と薄毛の関係とその対処法についてご紹介します。

頭を抱える女性

生理前、生理中に抜け毛が増えるのは当然!

生理前や生理中に抜け毛が増えると感じた事のある女性は多いのではないでしょうか。髪の毛と生理、直接関係が無さそうに見えますが、実は生理と女性の薄毛には密接な関係があるんです。

女性の髪を美しく健康に保つのに必要なエストロゲンは卵胞ホルモンと呼ばれる女性ホルモンの一種です。女性の身体は毎月女性ホルモンの働きにより生理周期がコントロールされていますが、生理前から生理中にかけては特にホルモンバランスの変動が激しくなるため、それに伴って髪が抜けやすくなるのです。

生理前から生理中の抜け毛は身体の状態に合わせた正常な動作です。しかし、薄毛に悩んでいる女性にとっては生理中と言えど抜け毛を見過ごすわけにはいきません。

今回は生理と薄毛の関係と、お家で出来る生理時期のヘアケアの方法をご紹介します。

生理と薄毛の関係

生理前~生理中の薄毛にはホルモンバランスが関係してる

生理前から生理中の薄毛には、ホルモンバランスが関係しています。

生理周期は個人差もありますが、大体25~38日周期で起こる人が多いようです。その前半を卵胞期、後半を黄体期と呼びます。

卵胞期にはエストロゲンが、黄体期にプロゲステロンが活発に分泌されるようになります。エストロゲンとプロゲステロンの作用については後ほど詳しくお話ししますが、生理前はこの二つの女性ホルモンのバランスが切り替わる事に加え、男性ホルモンであるテストステロンの分泌も活発になるため、どうしても髪が抜けやすくなってしまいます。

エストロゲンの働き

髪を健康に保つために直接関係しているのがエスロトゲンです。エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、卵胞を発育するために重要な役割を果たします。

それ以外にも、女性らしい丸みのある身体を作ったり、肌や髪に潤いを与え健康的に保つ働きをします。また、骨や血管を強くしたり精神面が安定するのもエスロトゲンの働きによるものですので、女性の心と体の健康においては無くてはならないホルモンだと言えます。

生理が終わってから排卵期までを卵胞期と言い、このエストロゲンの分泌が活発になり、髪や肌の調子が良くなり気持ちも穏やかではつらつとした状態で日々を過ごす事ができます。ダイエットの効果も出やすいため、女性にとっては一番いい時期だと言えるでしょう。

しかし、排卵期が過ぎるとエストロゲンの分泌は一旦緩やかになり、黄体ホルモンであるプロゲステロンが活発に分泌されるようになります。

エストロゲンの分泌が緩やかになる事で、髪が抜けやすくなったり、落ち込んだり、イライラしたりといった症状がでるようになります。

プロゲステロンの働き

プロゲステロンは、妊娠に向けて母体の準備をするホルモンです。排卵が終わると、卵子を守る為にプロゲステロンが活発に分泌されるようになります。

プロゲステロンは主に、基礎体温を高め妊娠しやすい体を作ったり、子宮内膜を維持して赤ちゃんのベッドを作る働きをします。

妊娠を継続するためには無くてはならないホルモンですが、女性にとっては困った働きをする事もあります。

黄体ホルモンの影響で便秘になりやすくなったり、PMS(月経前症候群)では、イライラしたり不安になったりと情緒を不安定にさせる事もあります。

また、プロゲステロンは皮脂の分泌を促進するホルモンでもありますので、黄体期には頭皮の皮脂分泌が活発になり、毛穴が詰まりやすくなったり頭皮環境が悪化する要因にもなります。

PMS(生理前症候群)ストレスでも抜け毛増える

ホルモンバランスの影響で、生理前から生理中にかけて抜け毛が増える事は分かりました。

しかし、他にも生理が薄毛を来す要因が存在します。それがストレスです。

ストレスは自律神経を乱し血流を悪くしたり、ホルモンバランス自体を乱す原因になります。

特に女性の殆どは、生理前になるとPMS(生理前症候群)と呼ばれる生理前の不快な症状に悩まされます。

エストロゲンには、セロトニンと呼ばれる情緒を安定させる働きをする神経伝達物質の生成を助ける働きもあります。エストロゲンが減少すると、セロトニンの分泌も減り怒りっぽくなったり、ストレスを感じやすくなるなどの症状が出るようになるため、PMSの症状が余計に不快に感じるようになります。

PMSの症状は実に300種類以上とも言われおり、抜け毛やイライラの他にも憂鬱感、頭痛、腹痛、肌荒れ、むくみ、倦怠感など、精神的にも身体的にも辛い状態に置かれてしまいます。

その結果、ストレスが溜まり余計に髪が抜けやすくなったり、薄毛を進行させてしまう事にもなるのです。

生理前から生理中に行いたい薄毛対策

シャンプー

生理前から生理中にかけては、皮脂の分泌が盛んになるため正しいシャンプーで頭皮の環境を整える事が重要です。

とくに生理中は肌が敏感になりやすくなるため、ゴシゴシ洗いはNGです。頭皮を清潔に保とうとして1日に何度もシャンプーをするのも、頭皮を乾燥させるため逆効果になります。髪が成長するのは眠っている間です、寝る前に頭皮を清潔にするためにシャンプーは1日1回夜だけにして、優しくマッサージをするように皮脂を取り除きましょう。

正しいシャンプーの手順

  1. シャンプーは1日1回夜に行う
  2. シャンプーの前には念入りにブラッシングし、絡まりやほこりを落しておく
  3. シャンプーをする前に1分以上お湯で頭皮と髪を濡らす
  4. 洗う時は指の腹で優しくなでるように洗う
  5. すすぎは洗う時の倍の時間を掛けて、すすぎ残しがないように
  6. ドライヤーはタオルドライの後、20センチ以上離して乾かす

大豆イソフラボン摂取

大豆イソフラボンはエストロゲンと似たような働きをする事で知られています。生理前に大豆イソフラボンを積極的に摂取する事で、抜け毛を減らしPMSを軽くする効果も期待できます。

特に、エストロゲンは生理1週間前ぐらいから減少し始めるため、その位の時期からイソフラボンを積極的に摂取する事をおすすめします。

大豆イソフラボンは大豆製品に含まれており、納豆、豆腐、豆乳、味噌など日本人なら馴染みのある食材から気軽に摂取する事ができます。

中でも、豆乳は吸収しやすい液体状ですのでとてもおすすめです。生理1週間前から豆乳を1日1杯取る事で、生理前~生理中のホルモンバランスが整いやすくなります。

食品から摂取する分には特に気にする必要はありませんが、サプリメントなどで大豆イソフラボンを摂取する際は摂りすぎには十分注意しましょう。

ストレスを解消する方法を探しておく

生理前から生理中にかけてのストレスも女性の薄毛の大敵です。

イライラして家族や友人に当たってしまったりすると、それが更にストレスの原因になってしまう事もあります。大人の女性は上手なストレスコントロールも大切です。

ストレス解消法のレパートリーが少ないと、依存症になったり予想外のストレスにぶつかった時に対処できずにストレスをためてしまいます。

どんな些細な事でも構いませんので、手帳やノートなどに自分がリラックスできて気持ちが穏やかになるストレス解消法を出来る限り書き出してみましょう。

ストレスを解消するレパートリーが多ければ多いほど、自分がストレスを受けた時の対処がしやすくなり、ストレスに強いメンタルを作る事ができますよ。

まとめ

生理前から生理中にかけての薄毛の仕組みと、その対処法についてご紹介しました。

生理周期のホルモンバランスの影響により女性の抜け毛は増えたり減ったりを繰り返します。それ自体は自然な事ではありますが、薄毛や抜け毛に悩んでいる女性にとっては少しでも抜け毛を減らす対策を打っておきたいものです。

以下のまとめを確認して、ぜひ生理前から生理中の薄毛対策を自宅で行ってみてください。

生理前から生理中の薄毛対策まとめ

  • 生理前から生理中にかけては皮脂の分泌が増えるため、シャンプーを丁寧に行う
  • 頭皮の乾燥を防ぐためにシャンプーは1日1回夜に行う
  • エストロゲンの分泌が少なくなるため、生理1週間前からイソフラボンを摂取してホルモンバランスを整える
  • ストレスを解消するためのレパートリーを増やし、ストレスへの耐性を付ける

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