ザガーロを女性の薄毛には使えない理由とは

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[最終更新日]2018/06/01
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ザガーロは女性の薄毛には使えない

サガーロは2015年に厚生労働省より薄毛の治療薬として認可を受けた比較的新しい薄毛治療薬です。男性用の薄毛治療薬として薄毛に効果が発揮すると話題ですが、女性は絶対に使用してはいけないという条件がある医薬品でもあります。男性の薄毛に効果があるならば女性でも効果があるのでは?と思いがちですが、薄毛治療薬には男性用と女性用では大きな違いがあります。サガーロが男性の薄毛にどう影響するのか、また女性がサガーロを使用してはいけない理由を是非知っておきましょう。

頬を触る女性

サガーロは男性用の薄毛治療薬

サガーロは国内で認定されている薄毛治療薬で、2015年に厚生労働省より薄毛の治療薬として認可されました。男性ホルモンに働きかけ、AGA(男性型脱毛症)の進行を止める効果があるとして注目を集めています。

科学的に発毛効果が認められていると聞けば、薄毛に悩む女性にとっても気になるところ。

しかし、残念ながらサガーロは女性が使用する事ができない男性専用の薄毛治療薬です。

男性専用というだけではなく、女性は服用どころか素手で触れたり、粉末が皮膚に付着する事すら厳禁ですので、家族やパートナーが使っている場合、取り扱いに十分注意しなくてはいけません。

今回は、サガーロが女性に使用できない理由と、サガーロを使わなくてもできる女性の育毛法についてご紹介します。

サガーロの効果と副作用

サガーロの効果

サガーロは男性のAGA(男性型脱毛症)に効果がある薄毛治療薬です。先発のAGA治療薬であるプロペシアと同じく「5α還元酵素阻害薬」という薬に分類されています。

少し複雑な名前ですが「5α還元酵素阻害薬」という分類がサガーロの効果そのものを表しています。

AGA(男性型脱毛症)は男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)によって引き起こされる脱毛の症状を言います。

このDHTは男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結合する事によって生成されます。

サガーロはこの5αリダクターゼの働きを阻害しDHTの生成を抑制する事によりAGAの進行を防ぐ効果が期待できます。また、先発薬のプロペシアよりも効果が強いと言われています。

サガーロの副作用

サガーロは医薬品ですので、高い効果に対して副作用も存在します。

女性が服用する事ができないサガーロですが、もし家族やパートナーが服用している場合は副作用にも注意しておきましょう。

肝機能障害

サガーロは肝臓で吸収されるため、肝臓に大きな負担を掛けます。肝機能が弱っている人は特に注意が必要です。使用前に肝機能が正常であったとしてもサガーロを飲み始めたら、健康診断などで肝機能の数値を注意してみるようにしましょう。

男性の乳房発達

サガーロは男性ホルモンの働きを抑制する働きをするため、まれに乳房が大きくなったり、胸にしこりを感じたり、痛みを感じる事があるようです。

性欲減退

サガーロを服用すると使用者の約1%に勃起不全(ED)や性欲減退といった副作用が見られるという報告があります。

妊娠を希望するカップルの場合は、サガーロの使用を控える事をおすすめします。

精子量の減少

性欲減退と同じく、精子量の減少も副作用として認められています。不妊治療中や妊娠を希望する場合は男性側がサーガロの服用を中止する事をお勧めします。

アレルギー症状

極まれにではありますが、サガーロを服用する事で発疹や蕁麻疹などのアレルギー症状が出る場合があります。

サガーロのその他の注意事項

サガーロを服用中の輸血・献血禁止

サガーロを服用中の方は輸血ができません。献血をする場合は服用をやめてから1ヶ月以上感覚を空ける必要があります。

未成年の使用禁止

未成年がサガーロを使用する事はできません。未成年にサガーロの安全性・有効性が確立されていないためです。

女性への使用禁止

男性のAGA治療薬ですので、女性は服用する事はできません。詳細は次の項目でご紹介します。

サガーロが女性には使えない理由

サガーロは女性には効果が無い

サガーロが女性に処方されない大きな理由としては「女性には効果が無い」からというものが第一に挙げられます。

サガーロは男性ホルモンであるDHTの生成を阻害することでAGAの進行を防ぐ薄毛治療薬ですので、AGAにならない女性にはそもそも効果がないのです。

FAGA(女性男性型脱毛症)であっても、効果は同様に認められません。

効果が無いどころか誤って服用や接触をしてしまうと、重大な副作用のリスクがあるので、注意が必要です。

妊娠中・授乳中の女性がサガーロに触れると胎児・乳児に重大な影響を及ぼします

女性はサガーロに触れる事は厳禁です。誤って粉砕されたサガーロの粉末が皮膚に付着することもいけません。

もし家族やパートナーがサガーロを服用している場合は、女性が絶対に触れる事のないような厳重な管理が必須となります。

では、何故そこまでして女性がサガーロに触れてはいけないのでしょうか。

それは、妊娠中の胎児や授乳中の乳児に影響を及ぼす恐れがあるためです。

ウサギやラットでの実験の結果、妊娠中の雄胎児の生殖器の雌化が認められました。万が一妊娠中の女性がサガーロを服用した場合、男児の生殖器に発育に重大な影響が起きる可能性がある事から、女性の服用及び接触が禁止となっています。胎児期や乳児期など人間の体の基礎をつくる時期です特に妊娠初期から授乳時期にかけては注意が必要です。

また、サガーロは経皮吸収される事も分かっていますので、。もしご家族にサガーロを服用している方がいる場合、妊婦さんや小さなお子さんがいる家庭では、取り扱いに十分な注意が必要です。

万が一女性や小さな子供がサガーロに触れた場合はすぐに流水で洗い流しましょう。

サガーロ以外の薄毛対策

ミノキシジル

男女問わずに使用できる育毛成分に「ミノキシジル」があります。ミノキシジルは毛母細胞に直接働きかけ相棒分裂を活性化させる効果が期待できる育毛剤です。

ミノキシジルは男女問わず効果が認められていますが、女性は男性と同等の濃度のミノキシジルは使用できません、また効果が強いとされているミノキシジルタブレットも効果よりも副作用の危険性の方が高いため女性は使用できません。

リアップジェンヌや女性用ロゲインなどが、ミノキシジルが配合されている女性用育毛剤ですので、必ず女性用の製品を使用するようにしましょう。

漢方薬

漢方薬は薄毛になる原因に働きかけ身体全体を整えてくれる効果があります。冷え性や貧血、ホルモンバランスの乱れなど、薄毛の原因を改善し薄毛になりにくい体質を作る事ができます。

効果が出るまでに最低3か月~1年は服用を続ける必要がありますので、早く効果を実感したい場合は漢方薬と育毛剤を併用するといいでしょう。

また、漢方トニックと呼ばれる漢方薬を使用したヘアトニックもあります。

大豆イソフラボン接種

女性の薄毛の多くは、ホルモンバランスの乱れが原因です。

大豆イソフラボンはエストロゲンという髪や肌の潤いや健康を保つ役割を果たす女性ホルモンと似た働きをするため、女性の薄毛にも効果的だと言われています。

味噌、豆腐、納豆、豆乳など日頃から大豆製品を積極的に摂取する事で、頭髪を健康に保つ効果が期待できます。

ただし妊娠中の大豆イソフラボンの過剰摂取は妊娠継続のためのホルモンバランスを崩す恐れがある為、1日の摂取量は70~75ミリグラムを目安にしましょう。

正しいシャンプー

正しいシャンプーは、女性の薄毛対策においてとも重要な役割を果たします。

特に薄毛に悩んでいる場合は、ゴシゴシと強く洗ったり、髪の絡まりを解かないまま洗ったりすると髪を引き抜いてしまったり頭皮を痛める原因になってしまいます。

髪を洗う前にしっかりと、シャワーで地肌と髪を濡らし地肌を痛めないように指の腹で丁寧にマッサージをするように洗いましょう。

まとめ

男性用薄毛治療薬のサガーロについてご紹介しました。サガーロは男性のAGAには強い効果を発揮しますが、女性が使用する事は出来ませんので注意が必要です。

女性がサガーロに触れるのはNG

  • 妊娠中や授乳中は胎児や乳児の生殖器の発達に影響を与える恐れがある。
  • サガーロは経皮吸収されるため触れてはいけない
  • 家族やパートナーがサガーロを使用している場合は女性が触れないように管理する
  • 妊活中や不妊治療中はサガーロの服用を中止した方が良い

サガーロ以外の育毛方法

  • 女性用のミノキシジル製品を使用する
  • 漢方薬と育毛剤を併用する
  • 大豆イソフラボンを積極的に摂取する
  • 頭髪を痛めないように正しいシャンプーを心がける

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